2020/12/21(月) 16:20〜16:35 【連続テレビ小説】純情きらり(137)「思いがけない帰還」[解][字]


俺達は 戦ってきたのか?
何人も 人を殺して→

死なせたくない仲間を何人も死なせてきたのか?
半年前まであった地獄を→
みんな きれいさっぱり忘れとるじゃないか。
どうしてなんだ?
君も そうだよ!何で ジャズなんか弾けるんだよ!?
何で そんなに 明るく
笑ってられるんだよ!?
♪♪~
分からない。
分からないけど
生きてるからだよ。
生きてる人間は
絶望なんか してられん。
前を向いて
歩いていかなくちゃ いかん。
何で笑うかって
笑って 幸せになりたいからだよ。
達彦さんは 違うかん?


幸せになりたくないのかん?
私は… 達彦さんと一緒に
もう一度 幸せになりたい。
俺は… 幸せになる資格なんか
ないんだよ。
俺は 向こうで…
戦場で 死ぬべきだった。
♪♪~
帰ってくれ!
♪♪~
あっ 達彦さん!
♪♪~
桜ちゃん。
♪♪~
私… 達彦さんに→
何かしてもらいたい訳じゃ
ないんだよ。
ただ 前みたいに
笑ってほしいだけなのに。
♪♪~
けど 無理かもしれん。
♪♪~
どうしても取り戻せん事ってあるんだね。
達彦さんが帰ってくれば…
帰ってきてくれさえすれば→
何もかも 元に戻ると
思っとったのに。
♪♪~
2020/12/21(月) 16:20〜16:35
NHK総合1・東京
【連続テレビ小説】純情きらり(137)「思いがけない帰還」[解][字]

昭和初期から戦中戦後、愛知県岡崎と東京を舞台に、有森桜子が時代に翻弄されながらも音楽への情熱を絶やさず生きる姿を描く。2006年放送の連続テレビ小説。

詳細情報
番組内容
桜子(宮�アあおい)は、達彦(福士誠治)から「過去のことは忘れて欲しい」と言われ、ショックを受ける。杏子(井川遥)の夫で傷い軍人だった浩樹(高橋和也)は、達彦を「戦争の後遺症ではないか」と推察する。喫茶店のヒロ(ブラザートム)は、「後遺症であってもピアノを弾くことは覚えているのでは」と言う。桜子は達彦にピアノでジャズを聞かせようとするが、達彦は「なぜそんなに浮かれていられるのか」と怒る。
出演者
【出演】宮�アあおい,井川遥,福士誠治,高橋和也,ブラザー・トム,【語り】竹下景子
原作・脚本
【脚本】浅野妙子,【原案】津島佑子
音楽
【音楽】大島ミチル


ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ