ないか。
もしこういう状況が
変わるんだとすると身近な方が
自分に持ち込んだウイルスで
家庭内に持ち込んで
初めて気づいたりとか

あと入院する病床がなくて連日、数十人が
亡くなるというような報道が
出てこない限りは
分からないんじゃないかと
思います。
ちなみに、ＡＩによる予測ですが
今後１か月間に日本全体で約１７００人の方が
亡くなるという
予測が出ています。
東京でも
その１割強の１９０人程度が
今後４週間で出てくる
というふうに計算されています。
死亡者数は重症病床のベッドが
埋まってしまって
あぶれた人が出てくると
急激に増えてきます。
今はまだ、ちょろちょろですけど
そのうち
飽和してしまうと
一気に増えますので
そうなった時に
気づいて自粛しても
もう遅いということになります。


小松≫なかなか意識と、そして
行動が変わっていくところには
つながっていない。
その危機感を
堀さんはおっしゃいます。
渡辺≫堀先生をはじめとして
連日、専門家の皆さんから
我々は
お話を伺っているわけですが
我々は毎日出てくる
データの観察者であっては
いけないということだと
思うんですね。
つまり、数字の裏にある現実
数字が表している背景にある医療現場を含めた
現実というものを
もっと想像しなければいけない。
名前を出して大変恐縮ですが
志村けんさんが
命を奪われた時のあの緊張感
岡江久美子さんが
命を奪われた時の
あの我々が身構えた緊張感を
我々がどうやって
今、持つかという、このことに
かかっている。
今、堀先生のお話を伺っていて
なおさら強くそう思いますね。
林≫堀先生にもう１つ伺いたいんですが
イギリスでの変異種拡大を受けて

日本政府は今日から水際対策を強化します。
一方で、変異種が確認されている
ほかの国については
条件を満たせば
入国を許可するなど
これまでどおりの対応を
続けるということなんですが堀先生
これで日本への侵入を防ぐことは
できるんでしょうか。
堀≫防ぐことは
難しいと思いますが少なくとも入ってくる
タイミングを
遅らせることはできます。
なので、この間に体制を整えて
何とか時間を稼いで整えられれば
被害を小さくできる
可能性があるんですが
この変異種が普通よりも感染力が
高いといわれていますので
もし、これが本当に入ってくると
今の日本に入ってくるとあっという間に患者数が
１０００人
２０００人を突破して
医療崩壊に
一気にいってしまうんじゃないかという懸念があります。
小松≫人出が
あまり減っていないという話が
先ほどありました。
今日はクリスマスイブ。
街の様子はどうでしょうか。

東京・丸の内に柳下アナウンサーがいます。
柳下さん。
柳下≫丸の内の仲通りに来ています。
こちらの通りというのは
およそ１．２ｋｍにわたって
１２０万球ほどの
ＬＥＤで彩られる
毎年、大変人気の
イルミネーションの
スポットとなっています。