まだやる人
俺いると思うんですよ。
≫国民にお願いとかする前にさ
身内を何とかしてくれよという
話になっちゃうよね。
だって、哲夫さん
オリンピック
やりたいわけでしょ？

だって、オリンピックの
担当大臣なんだもん。
こんなことをやっていたら何やってんだという話に
なっちゃいますよ。
≫水際で何かあっても言い訳をするようなね。
僕ね、ものすごく
温度差を感じるんです。
永田町を取材していて。
菅さんが８人のパーティーに
行ったじゃないですか。
あのあとものすごかったんですよ
キャンセルが。


僕の知っている議員なんかは
やめました、やめましたって。
誘われてるやつもありましたよ。
講演とかも。
そういうのも全部やめますって。
だから、結局みんな
やろうとしてたんですよ。
≫菅さんのが公にならなかったら
みんなやってますよね。
≫ただ、土田さんが
いいことおっしゃったんだけど
やっぱり、二階さん辺りが
議員全員を集めて
気をつけろみたいな
パフォーマンスかもしれないけど
そういう引き締めを
やらなきゃいけないんだよ。
≫でも、あの８人の会食の
主催者は二階さんですよね。
≫だから、その辺がね
僕は非常に永田町を歩いてて
危機感のなさというか
空気のずれが
相当あると思いますよ。
≫北村さん、いかがですか？
≫大企業等は
たいてい、社員の方全員に
徹底しているんですよね。
こういう会合は行っちゃいけませんよ。
飲み会もこうですよって。

それを受けて
多少、破る人はいたとしても
大部分はそれに従っているという状況になっている。
ところが、政治家は
みんな一匹狼で
自分が、お山の大将なので
各自の判断に委ねられているのが
原則なんですね、今までは。
そうなるとそれは組織を束ねる者が
ちょうど多くの企業。
中小企業も
みんなそうですよね。
トップが命じて
それに従っていくという。
それに従うべきなんだろうなと
思います。
≫でも、こういうことがあったからといってとは
言い切れないんですけれども
現実問題として
人出、減ってないんですよね。
≫政治家のメッセージが届かないのは
仕方ないんじゃないかと
感じるような事例を
少しご紹介しましたけども
実際の数字。
これは、政府の分科会の
尾身会長が
プレゼンテーションで
使われたものなんですが
何を示しているかというと

これは東京のグラフなんですね。
新規陽性者が
がーっと増えています。
ただ、この点線で
時短要請を出したんです。
お店が閉まるようになったら
人出は減るはずなのに
減っていない。
午後１０時のラインですが
午後１０時の人出が減ってない。
そして、感染者は増えている。
時短要請をしているのに
というのが
東京の深刻な状況を表す数字だと
こういうふうに分科会は言っています。
≫水野さんは、どのように
見てらっしゃいますか？
≫単純に人出が増えてくれば
この感染症はヒト‐ヒト感染をしますので
リスクが上がってくることは