2020/12/25(金) 19:30〜20:42 チコちゃんに叱られる! 72分拡大版SP▽クリスマスツリーに秘められた謎[字]


その取り引きを任されていた イナゴマメ。
実際に量ってみると…。
じゃあ イナゴマメ 100個数えていきます!(杏)頑張れ。
(スタッフ)1個目~。
0.21。 惜しい。違うのね。
(スタッフ)2個目~。
(杏)いやぁ大変だ これ。
0.17。
(濱田)うわあ…。
(杏)あれ? 結構…。
だいぶ違うでしょ。
ちゃいますね…。
「1粒 0.2g」として基準になっていたイナゴマメですが→
やはり 一粒一粒には
ばらつきが見られます。
(杏)また乾燥したりしたら
変わりそうですよね 目方が。
基準値の 0.2gは
いまだに出ません。
そして 10粒目。



(スタッフ)おっ 0.20。
おぉ~。
残り90粒も計測した結果→
一番多かったのが
なんと 基準となった 0.2g。
やはり より多くのイナゴマメの
平均をとれば→
0.2gになった
ということなのでしょうか。
しかし 0.01gのズレも厳しい
宝石業界において→
最大0.13gのズレが
生じていたのは事実。
(堀内)宝石は高価なものですから
これでは もめるということで→
1907年の国際度量衡総会で統一されて→
1キャラットがイナゴマメの平均的な重さ→
0.2gに定められたんです。
ちなみに 宝石の重さを表す時→
今でも「グラム」ではなく
「カラット」を使っていますが→
実は 「カラット」を使うのは
ダイヤモンドやルビーなどの→
不純物が ほとんどない
結晶物の宝石の取り引きのみ。
ラピスラズリや琥珀のような→
不純物が混ざり合い大きさと重さが一定でない→
非結晶物の宝石の取り引きは グラム。
日本の企業が養殖に成功し世界に売り出した真珠は→
当時 日本で使っていた

「モンメ」という単位で→
今でも取り引きされています。
(スタッフ)宝石協会の副理事ということで…
いや 豪華ってほどじゃ
ないんですけれども…。
はい もちろん…
ということでてんびんを持って 改めて先生を訪問。
先生 今日は…
結婚する時にプレゼントした…
(スタッフ)おぉ~! めちゃめちゃ
こっから見ても光ってますよ 先生。
(スタッフ)ちなみに どれぐらい?
(堀内)1カラットの→
プリンセスカットという
ダイヤモンドです。
あら 先生?
と ディレクターが先生を攻めればすかさず…。
でも 先生→
そのステキな瞬間忘れてましたよね。
話はそれましたが…
先生の婚約指輪は→
メインのダイヤモンドが1カラット→
両脇に合わせて1カラット分のダイヤがあり…
初めて量るという先生もドキドキです。
正確に量った指輪の地金部分の重さ→
5.8g分の分銅を先に載せ→
宝石の重さだけをイナゴマメで計測します。
(スタッフ)それでは お願いします!
はい。
まずは1粒 1カラット分。

とりあえず 婚約指輪のダイヤは→
1カラット以上あることが
証明されましたよ 奥様。
2つ目。
さあ 2キャラット目。どうなの?
果たして…。
(スタッフ)どうですか?きたんじゃない?
(スタッフ)すばらしい!
ということで 宝石で使う…
(笑い)
まさか 豆からきてるなんて思わなかったです。
「こりゃ わからん」って
漏れてましたもんね。 フフフッ。
ここで 岳くんから お知らせがあります。
スタジオジブリの新作長編アニメ「アーヤと魔女」が→
もうすぐ放送となります。→
自分が魔女だということは知らずに育った少女 アーヤが→
ある日 奇妙な家に引き取られて
そこで意地悪な魔女と→
生活を始めるところから