2020/12/25(金) 19:30〜20:42 チコちゃんに叱られる! 72分拡大版SP▽クリスマスツリーに秘められた謎[字]
真後ろにありますからね ツリーも。
杏さんでいきましょう。 お願いします!
お願いします!
じゃあ 杏ちゃん…
そうね。
なんで クリスマスに
クリスマスツリーを飾るの?
え~!?
もともとそうだったのか どうなのかとか。
まあ でも
サンタさんと言いたいところだけど…
(笑い)
がっくんどう思う?
あっ トナカイから来たか!
「ない!」 わあ~。(笑い)
今こそ 全ての日本国民に問います。
クリスマスにツリーを毎年飾っていそうな方々に聞いてみました。
「そう来たか!」と来たか。
(スタッフ)なるほど。 雰囲気を…。
危ない 危ない。
(杏)だよね そうだと思う。う~ん ステキ。
なぜクリスマスツリーを飾るのかも
知らずに→
一緒に過ごす相手もいないのに→
見えを張って仕事を早めに切り上げる あなた…。
それ 余計に寂しくないですか?
これは さみしい。 確かに。
しかし
チコちゃんは知っています。
クリスマスツリーを飾るのは…→
キリスト教が機転を利かせたから~。
機転を利かせた?
機転を利かせた…これは分からない。 まだ分からない。
さすがチコちゃん!
クリスマスツリーにも詳しいなんて…
ギクッ。
詳しく教えて下さるのは→
サンタの国 フィンランド大使館で働き
クリスマス文化の研究もしている…
クリスマスの起源について記載のある
文献を見てみると→
325年から354年の間にクリスマスが
祝われるようになっていたと→
書かれていますが…
クリスマスツリーの起源は→
ヨーロッパの冬至 つまり
12月25日前後に飾られる…→
この 常緑樹で作られた
「マイエ」という飾り→
これが起源なんですね。
冬でも緑の葉を保つ常緑樹は生命の象徴とされており→
ヨーロッパでは
キリスト教が広まる前から…
なぜ このマイエが→
クリスマスに飾るクリスマスツリーになっていったのでしょうか?
それは…
キリスト教では 形あるものを信仰の対象として崇拝する→
「偶像崇拝」を否定しており→
常緑樹を飾るマイエは認められていませんでした。
しかし…
そこで…
キリスト教は
更に民衆を取り込もうと機転を利かせ→
マイエを飾る習慣を認めたんです。
こうしてマイエは キリスト教でも→
生命の象徴として
受け入れられました。
そして イエス・キリストの誕生を祝う
12月25日に飾る習慣が→
ヨーロッパ各地へと
広まっていったのです。
(木村)そして
今のドイツ南西部にあたる地域では→
マイエに モミの木を使っていたので→
クリスマスにモミの木を飾るようになりました。
これが クリスマスツリーの起源なんです。
この モミの木のクリスマスツリーが→
周辺の国に広がっていき→
更に 王侯貴族が他の国の王室などと婚姻関係を結ぶようになると→
この モミの木のクリスマスツリーは
ヨーロッパ中に浸透。
それが 次第に世界中に広がっていき→
世界各国でクリスマスツリーを飾るようになったのです。
この時は…
マルティン・ルターは16世紀当時のカトリックに異を唱え→
「プロテスタント」と呼ばれる
教徒が生まれた…
そんなルターは 夜道を帰宅中→
木の葉の間から星がきらめいているのを見かけ→
あまりにも美しかったことから→
ツリーにロウソクで明かりをともすことを発想。
以後 クリスマスツリーに
ロウソクをともす習慣が→
広まっていったと
言われています。
そして 1879年に
エジソンが電球を発明すると→
ロウソクは電球へと替わり
現在のようなキラキラとした→
クリスマスツリーへと