2020/12/27(日) 00:05〜00:30 グレーテルのかまど 選「“ジョジョの奇妙な冒険”のごま蜜だんご」[字]


あれ? ちょっと待って。
のっけて

ビヨ~ンってやって
ここでギュッと。
よっしゃ

これだ これだ。 ねっ。

はい いいんじゃないですか?
これは本当に難しい。
(チャイム)あっ 姉ちゃん帰ってきた!
姉ちゃん
 おかえり!おかえり~! いいとこ来た!
はじけそうな
 ごま蜜だんご一緒に楽しもう。
色とりどりのおいしさを詰め込んだ
もっちもちで やわらか~い おだんご。
気を付けないと
 あふれ出しちゃう。
濃厚な


 ごまの蜜。香ばしい きな粉とクリーム。
そして
 緑鮮やかな ずんだ。
どれから食べよう?
強烈なインパクトを持って登場したごま蜜だんご。
お見舞いのお菓子として描かれたのは
どうしてなのでしょう?
そのヒントをくれたのは
一関の あるご家族。
お待ちしてました。
一関の農家 千葉さん。
おもちは ふだんから よく食べるそう。
ついたおもちは 炊飯ジャーで保温。
なるほど
 これなら一日中→
つきたてのおいしさが
楽しめるんですね。
千葉家 とっておきの味付けは…
ツナですか!?
納豆や青菜 全部で5種類の
おもち料理が並びました。
締めは雑煮


取材者)コースのように決まってるんですか?
そうそう コース うん。
(取材者)大根おろしは?
(取材者)今日は おいくつぐらい…。
あれ?
ついつい

 お箸がのびちゃう。
おもちは 明日も元気に頑張ろうと
力を与えてくれる ごちそう。
お見舞いに持っていった
ごま蜜だんご。
それは
 入院している定助を元気づけるお菓子だったのでしょうか。
その後
 定助はなくした記憶とルーツを求め→
力強く道を切り開いていきます

戦いだけではなく
 友情や愛情など人間の温かい心を描き続ける→

ジョジョの奇妙な冒険」。
作者の荒木さんは
 こう言います。
たくましく生きる人々に
食べ継がれてきた もちの菓子。
ごま蜜だんごは
人々の背中をそっと押す→
スイーツだったのかもしれません。
今日の「グレーテルのかまど」いかがでしたか?
漫画では大迫力で描かれている
ごま蜜だんご。
今日
 作ってみると とても繊細でかなり難しかったです。
こういうおもちが 長い間 いろんな人々に
元気を与え続けているんですね。
今日も

 僕は元気もらっちゃいます。
それではまた
 このキッチンでお目にかかりましょう。
では
 ちょっと失礼して。
いただきます!
どうぞ!まずは ごま蜜。
おいしそうだね
。いただきます。
あっ。
う~ん!う~ん。
ピチャ ポヤ~ン チュって感じ。
なるほどね。かなりおいしいぞ これ。
かんだ瞬間に
本当に出ちゃった。

 そう。次 ずんだ。
ウハハ!
もう すてきな顔になってるよ。
ブニャ。