2020/12/27(日) 10:00〜11:50 林修の今でしょ!講座 傑作選[字]
〈こう見えて…〉
阿部くん 聴いた事ありますか?
『8番』のシンフォニー。
『8番』…。 いや 『8番』…。
『7番』は ベト7っつって割と…。
『のだめカンタービレ』とかでも
有名になった曲。
その合間に スッとある
ちっちゃな曲なんですが→
実は ベートーヴェンは
自分自身では→
一番好きな曲だった。
大切にして→
誰にも献呈っていうか
捧げたりもせず→
自分の一番愛してた曲。
それは やっぱり自分が好きだった→
不滅の恋人へという…。
その彼女のために書いたと言われてます。
はい こちらですね。
すごいですね。
(伊沢)ハハハ…。 字が汚い。
多分 頭の中で鳴っているのに→
手が追いついていかない
っていう感じの楽譜ですね。
(伊沢)天才タイプ。
(一同 笑い)
追いついていかないんだと。
それで 小学校の時もっと怒られましたけどね。
(伊沢)小学生だったんだ…。
ませてる。
先生 ちょっと また
その『第8』に話を戻すと→
これは ある女性のために
書かれた曲という事で→
今は そういう
恋の思いを込めて曲を作るって→
割合 よくある話だと
思うんですけども→
当時は どうだったんですか?
小さな曲 例えば 歌曲とかに→
そういう思いをっていうのは
たくさんあったと思うんですけど→
シンフォニーそのもの
っていうのは→
やっぱり
ほとんどないでしょうね。
とにかく シンフォニーっていうのは
その人のリリースする→
我々でいうところの
ニューアルバムみたいなもんですから→
それを 今年のベートーヴェン→
何やってくれるんだ?っていう事…。
パトロンがいて 例えば 貴族が
俺のために書いてくれっつったら→
そこで お金も生まれるでしょうし
いろんな事が起こるんですが→
まあ だから
売らないって事ですね 曲を。
〈交響曲『第8番』→
ベートーヴェンの愛の情熱を→
感じてください〉
♪♪~
♪♪~
♪♪~
♪♪~
(拍手)
僕 本当 これ
初めて聴きましたね。
(阿部)でも その恋は
実際は どうだったんですか?
これがね まあ いっときは→
相思相愛で うまくいってたと言われてるんですが→
でも 絶対に秘密にしなきゃ
ならなかった恋だった→
という事ですね。
〈ここで…〉
〈当時は 誰に捧げた愛の曲かは→
決して明かされなかった『第8番』〉
〈一体 なぜ?〉
視聴者の皆さんにだけ ヒント。
これは ベートーヴェンが
恋した女性というのが…。
わかったかな?
では 皆さん 一斉にオープン!
阿部くん いかがでしょうか?
(阿部)はい。 やっぱり→
恥ずかしがっちゃったんじゃ
ないかなって思いました。
伊集院くん。
(伊集院)はい これはですね→
『文春』の記者が
ウロチョロしてたから。
なるほどね。
「あっ いるな 今日も」みたいな。それでです。
伊沢くん いかがでしょう?
はい。
まあ 道ならぬ恋であったからと。
いろいろと言えない事情もあったんでしょうという事で→
込めたんじゃないかな