やっているのでこうならざるを
えないと思いますね。
実況≫この辺りが天皇杯一発勝負
なかなか無理ができないという
ところがあるかもしれませんね。
解説≫どのチームも元日に
行きたいですよね。
実況≫今ウォーミングアップを
続ける宇佐美貴史の姿をとらえています。
けがでリーグの終盤離れましたが
この宇佐美が後半登場の機会があるかどうかという
パナソニックスタジアム吹田の
試合です。
節目の第100回を迎えています
サッカー天皇杯。
ではここでこれまでの大会の歴史
を振り返ります。
≫日本一の栄誉を懸けた戦い。
生まれてきた数々のドラマ。
100回目を迎えた天皇杯
JFA全日本サッカー選手権大会
その軌跡です。
1919年、サッカーの母国イングランドから贈られた
純銀製のカップ。
大会はこのカップの贈呈をきっかけに
2年後、参加4チームにより
始まりました。
戦後すぐに天皇陛下が観戦され
選手たちを激励。
1951年からは
優勝チームに天皇杯が贈られるようになりました。
当時、優勝争いは
大学生のチームが中心でした。
1968年大会から決勝の舞台は
元日の国立競技場となります。
初の元日決戦を制したのは
釜本邦茂率いるヤンマー。
このころから実業団チームが
覇権を握ります。
1983年からは日産自動車と
読売クラブの2強時代。
10年間で9回
優勝を分け合いました。
Jリーグが発足すると
実力がきっ抗。
毎年、優勝チームが変わる
戦国時代となります。
アマチュア勢の奮闘も
大会を盛り上げてきました。
2003年、市立船橋高校が
プロを相手に後半2点差を追いつく健闘を見せます。
2009年、明治大学が
J1のモンテディオ山形と対戦。
大学生チームが初めて
J1のチームを破る快挙を成し遂げました。
2017年は筑波大学が躍進。
実況≫三笘が自分でいく。
ドリブル得意、シュートだ!
決まったー!
≫J1、J2、J3すべての
チームを破って4回戦に進出。
旋風を巻き起こしました。
日本一を決める決勝戦。
元日の国立競技場では
幾多のドラマが生まれてきました。
78回大会、チーム最後の
公式戦となった
横浜フリューゲルス。
実況≫永井だ、切り返す。
吉田だ、シュートきた!
逆転ゴール。
私たちは忘れないでしょう
横浜フリューゲルスという非常に強いチームが
あったことを。
≫80回大会、その年の
JリーグとJリーグカップを
制した鹿島アントラーズが
3冠を目指し
ピッチに立ちました。
実況≫ビスマルクが
ボールを持った。
シュートがきた!
鹿島アントラーズVゴールで3冠達成!
≫2001年から
天皇杯優勝チームには
アジアチャンピオンズリーグ
への出場権が与えられています。
85回大会を制した
浦和レッズはアジアも制覇。
ガンバ大阪は
88回、89回大会の王者としてアジアの舞台で戦い
実力を磨いていきました。
93回大会、改築前の国立競技場では最後となる
決勝戦。
かつて天皇杯で一時代を築いた名門チームが優勝。
歴史にその名を刻みました。
続く94回大会は横浜の日産スタジアムでの開催。
12月に行われた決勝は
およそ5万人の観衆を
集めました。