そんで、ケイちゃんそっち行って。
＞＞そっち行ってみますか。
＞＞えー、わー、すごい、うれし
い。
えー、
めちゃくちゃ見放題じゃんか。
＞＞見放題。ここで飲もうとかっ
て言っても。
＞＞確かに。
＞＞ほら。
シャンパンだけ飲んじゃう？みたいなね。
＞＞いいですね。
＞＞うわー、これ、一番欲しかったですね、僕、本当に。
＞＞色もかわいいです。
＞＞あのね、全部、ソファーの色
に合わせて、ここちょっと、
グリーンぽくして、
こういう色合いが好きなのかなっ
ていって、このくるみボタンも、
このボタン自体も作ってるから。
＞＞え？
ボタンも？
＞＞実はヒロミ、座面のクッショ
ンにも改良を加えていた。
使っていたのは、手芸コーナーで
手に入る、
くるみボタンキット。まず、使いたい生地とボタンのベ
ースを重ねて、
透明の容器に押し込み、余った生地を内側に集め、ボタンの裏板で
強くふたをしていく。


力いっぱい押し込めば。
あっという間に、
手作りのくるみボタンが完成。
これを座面のクッションに縫いつ
けるだけで、高級家具のようなス
タイリッシュなデザインに。
＞＞このくるみボタン作って、
こうやってちょっとアクセントつ
けて、このほうがかわいいでしょ。
＞＞そうですね。
＞＞かわいいか、かわいくないか
だから、こういうリフォームも、
ケイちゃんも。
冗談だよ、うまいな、おい。
＞＞つよ！＞＞これがメジャーのツッコミ。
＞＞勉強になります。
＞＞それでこれ、これね。
＞＞これも。
＞＞すごい、これ。＞＞これ、
着物を掛けてたでしょ。
掛けてたけど、やっぱこれはやっ
ぱ、
命みたいなもんだと思うんだよね、俺はね。
これでも、ジェシー、作ってるか
ら。
＞＞棟りょうから不安定だと指摘
を受けたジェシー。＞＞揺れるって言われてたんで、
補強しました。
＞＞９０度以上開かないよう、
横木をさして、固定できるように。


さらに、
下には物が置ける底板を取り付け、
重心も低くした。
＞＞ここにも掛けられるんですけ
ど、
こちらにも。

＞＞だから別に着物だけじゃなく
ていいのよ、
ケイちゃんのコートとかも掛けてもいい。
＞＞いろいろな洋服を。
＞＞左の飾り棚も、折り畳めば、
タオルや帯が掛けられ。
＞＞ケイさんの場合は、ちょっと
身長が男性より低いので、
こういうところにも掛けられるという。
＞＞着物の丈に合わせて作ってる
から。＞＞すごい。
＞＞で、
これを閉じれば。＞＞すごい！すごい、工夫が。
＞＞落語家さんは、着物がね、
大事ですから。で、これでもう、本当は終わりに
しようかと思ったんですけど。
＞＞一応、
＞＞新婚、
ケイちゃん夫婦のため、３つの家具を手作りしたヒロミとジェシー。
＞＞で、これでもう本当は終わり
にしようかと思ったんですけど、僕がどうしても今回、
これだけは作っておきたいなって
いうのがあったんですよ。
見て。

＞＞気になってたんだよな、
完全に。
＞＞これはね、ちょっとね、
いきますよ。
これね、ぴょんと。
＞＞ちょっと待って。
＞＞うそでしょ！
＞＞すごーい。
＞＞高座をね、高座を。
あなたは落語家さんなので、