2020/12/28(月) 18:00〜22:00 国民・専門家・AIがガチで選ぶ 戦国大名総選挙[字]


≫ってことは、光秀の神業は作り話なんですかね?
何で
そんな書物が作られたんですか?
≫鉄砲を全く知らない人間に
こういうような言い伝えが
残るかっていったら
多分、残らない。
それを考えても
やっぱり、光秀個人が
非常に優れた鉄砲術の
使い手だったということは
十分推測できると思います。
≫じゃあ本当に達人だったのかも…。
疑ってごめん。
≫本能寺の変を起こし
「逆賊」「謀反者」と
いわれ続けた明智光秀。
しかし、光秀が治めていた
領地の人たちからは
とても愛され、家臣からも


慕われていたというんです。
≫この慈眼寺というお寺には
そのことが分かる貴重なものが残っているんですよ。
≫こちらが、明智光秀公の
墨塗りの黒坐像です。
≫この光秀の像、何でこんなに
真っ黒にされちゃったんですか?
≫そういうふうに
言われておりますけれども
裏を返して見てみるならば
真っ黒にしてまで
この像を守り抜かなければ
いけないという人たちが
いたということですね。
≫光秀は
たびたび氾濫し
農民を苦しめていた
川の治水工事を行ったり

領地に住む人たちの税金を免除したりなど
善政を行った、いい殿様として
領民からとても愛されていたんです。
≫優れた知能を持ち
今も多くの謎に包まれ語り継がれる明智光秀が12位。
≫「戦国大名総選挙」
続いては、第11位の発表です。
≫織田信長や豊臣秀吉が
天下統一を進めていく一方
九州平定を目指した大名。
≫一般投票では17位。
AIの分析では24位。

そして、専門家投票では6位を獲得。
≫特に専門家が高評価。
その理由が…。
≫11位に選ばれた大名は…。
≫南九州の覇者、島津義弘。
≫でも、そもそも島津義弘は
どこで何をした?
≫島津義弘は、現在の
鹿児島県と宮崎県の一部を治め
守っていた大名で
秀吉が海外進出に目を向けた朝鮮出兵では
7000の兵で20万の
明・朝鮮の連合軍を
倒したという伝説まで
あるんです。
≫そんな島津義弘、大名としての
強さのポイントをご紹介。
まずは…。
領土を守った800の城!その守備力がすごい!
≫は…800?
島津義弘に詳しい東川先生どういうことですか?
≫これが
だんだん、だんだんと…。
≫島津は
この800もの城のほとんどに
信頼できる家臣を置き
北から攻め込まれないように守備固め。
≫これらの守備力の高さによって
南九州の土地は
江戸時代まで

島津家が統治していたんです。
中でも鉄壁だという
2つの城跡を
東川先生が案内してくれました。
≫まず1つ目が鹿児島県薩摩川内市にある
清色城。
断崖絶壁の防御がすごい。
≫パッと見
普通の山に見えますが…。
≫これ、お城なんですか?
≫そうです。だから…。
≫本当だ、すごい狭いですね。
≫そうです。たくさん通れないですよね。
まさにバリアなんですよ。
≫例えば、石を落としたり矢を放ったり鉄砲だったりとか。
≫島津が治めた鉄壁の城
続いては…。
≫鹿児島県南九州市にある
知覧城。
天空から敵を殲滅!