2020/12/28(月) 18:00〜22:00 国民・専門家・AIがガチで選ぶ 戦国大名総選挙[字]
槍は。
≫官兵衛の旗を
村人にみたいなのは。
≫あれは、戦争を知らない
江戸時代の人が考えたことで
当時は戦争すると周辺の村人
総動員ですから。総力戦で戦うんです。
≫じゃあ、あれはあとから
できたという。
≫官兵衛の知略を江戸時代人が
想像した時に
そう思ったと。
≫さあ、まだまだ続きます「戦国大名総選挙」。
≫今夜限り!
最強の大名を決める禁断企画。
≫続いて、第7位の発表です。
≫一般投票、専門家、AI分析
どの部門でも
軒並み高評価ですが…。
≫専門家の湯浅さん
どんなところがすごい大名なんでしょうか?
≫選ばれたのは…。
≫宮城と岩手県南部を領土に持った
東北の覇者、伊達政宗。
≫黒の甲冑が特徴の伊達政宗。
見事、7位に選ばれましたが
専門家の矢部さんこの結果をどう思われますか?
≫すごい力を持った
大名だったと思います。
三日月の前立てが、非常に
格好いいといわれてますけども
格好いいだけではなくて
最先端のですね
技術といいますか
アイデアを取り入れて
実用的かつ戦闘向きの
甲冑を作り上げている。
≫そう、政宗は
この黒の甲冑で戦場を駆け巡り
戦だけでなく、外国との
直接貿易も行おうとした大名。
そんな甲冑と貿易のための船に
政宗の大名としてのすごさが隠されていたんです。
まずは、甲冑。
≫伊達政宗を愛してやまない御園生夏姫ちゃんに
見に行ってきてもらったわ。
≫夏姫ちゃんが向かったのはみちのく伊達政宗歴史館。
≫さあ、こちらですね。
≫右手を上げた時に
ぶつからないような工夫が
あったってことかしら。
≫実際に、そのとおりで
必ず壊れやすく作ってます。
丈夫にしてしまうと、やっぱ
けがをしてしまうので。
≫更に大名としての
すごさが分かるポイントが胴。
≫では、ここで問題。
≫この甲冑の胴に施された仕掛けは、何だと思いますか?
戦に向かう時に
とても便利な機能なんですよ。
福本君、お答えください。
≫裏をパッて見た時に
自分が使えている上司の顔が
怒ってる顔を
貼っているから
成果を出さないとやばいと
士気が上がる!
≫正解は…。
≫この甲冑、実は
全部バラバラにできます。
≫分解できる?
≫分解できるということです。
≫分解?どういうことですか?
≫これ、甲冑を今外したところなんですけれども。
≫こういうふうに
5つに分解することができます。
≫これが先ほど言った
この甲冑の秘密です。
≫こういうふうに全部きれいに
収納できちゃうんです。
こうなると座布団1個か
もしくは自分が背負える
ランドセルぐらいの
大きさになります。
≫バラバラにできるなんて
ビックリ。
でも、バラバラにできると
家臣たちはどうしてうれしいの?
≫分解できなければ
それごと持っていかなきゃならないんですけども
ここまで分解できるってことは
すごく荷物が少なくなるんです。
例えば長期間の作戦とか
あとは
すぐに来いって言われた時に
すぐに行けると。
≫確かに
こんな家臣思いのお殿様なら
みんな喜んで、ついていきそう。