2020/12/28(月) 18:00〜22:00 国民・専門家・AIがガチで選ぶ 戦国大名総選挙[字]


唯一のたたき上げ大名で
持ち味の愛嬌と
人の懐に入るうまさで
あの織田信長に認められ
大出世しました。
≫見事、第3位にランクインした
秀吉ですが、河合先生
改めて、大名としての
すごいところ、どこですか?
≫秀吉というのは…。


≫農民から天下人まで成り上がった豊臣秀吉のことは
あまりにも有名なので
今回は、お金と知恵の部分を深掘りしていきましょう。
≫秀吉の金もうけのうまさが
分かる書状を
テレビ初公開!
その書状が保管されているのが山口県の柏原美術館。
≫一体
どんな書状なんでしょうか?
早速行ってみましょう。
いやあ、楽しみですね!
≫これね、もう長いこと
何年も出してないから。
こういう
おいぶみっていうんですけど
平仮名で書いてますね
横にちっちゃく。
これが秀吉の直筆です。
≫部下に宛てた書状の中に
秀吉が直筆で書き加えた
文言があるんです。
特に注目してほしいのが
こちらの冒頭の3行。
読んでみますよ。
≫要するに秀吉はお米を売ったお金で
金銀を買い集めておくようにと
指示していたんです。
≫他の武将と決定的に違うのは
そこじゃないかと。
当時、米本位の時に金のほうを


重視してたということはね
秀吉は今でいう投資家的な
人物じゃなかったかという思いですね。
≫更に、専門家の声として
多かったのは人心掌握術。
あの家康を部下にした
交渉術がすごい!
専門家も、うなった
家康を部下にした秀吉の交渉術とは
一体、どういったもの
だったのでしょうか。
時は1586年、天下統一間近。
残すは家康を味方にするだけだと考えた豊臣秀吉。
妹を家康の正室にするなどし
手はずが整い
いよいよ家康が配下になるため
大坂にやってくることに。
そのまま待っていればいいのだが
念のため
秀吉は
ここで驚きの行動に出る。
≫それでは
2.5次元俳優の植田圭輔君に
再現をしてもらったわ。

≫家康が配下になることを宣言する前夜
秀吉は家康の寝城に乗り込んだ。
≫家康殿!家康殿!
家康殿!いやいや、いやいや!
失礼しまするぞ。
どうも、どうも、どうも。

よくぞ大坂まで来られた。
恩に着るぞ。
ハッハッハッハッ!
≫秀吉殿
夜に1人でどうなされた?
≫ちょっと、ちょっと!
部下もつけずに単身で乗り込んで何を話したの?
≫大坂城での秀吉の臣下の礼
私、秀吉に対し少しばかしオーバー気味に
なおかつ丁寧にあいさつを
なさっていただきたい。
何とぞ、何とぞ、よろしく
お願い致し申し上げ奉る。
≫家康のほうも
急に、こんなお願いをされたら
困ったんじゃないですか?先生。
≫普通、そんなことねできませんよ。
もう王手がかかって
天下人になろうかという人が
そんなこと
普通、考えられないことを
やってみせる。恐らく
家康は驚いたと思いますね。
何ていう人だろうかと。
私のような成り上がり者では
周りの人間は
理解してくれないだろうけれども
あなたのような立派な人が
「認めます」と言ってくれたら
周りの人間は、それで納得する。