2020/12/28(月) 18:00〜22:00 国民・専門家・AIがガチで選ぶ 戦国大名総選挙[字]


なぜ、先を読む力があったのか。
その秘密は
石田三成、特殊部隊。
≫実は、三成が
特殊な情報網を使い
敵の奇襲を見破った戦が
あるんです。
≫誰かから
敵の情報を集めていたってこと?
≫はい、その答えは
戦の舞台となった
滋賀県、賤ヶ岳近くにある
こちらのお寺に残る貴重な資料に書かれているんです。
≫これは

賤ヶ岳の合戦の時のものなので
天正11年になります。
≫そんな古いものなんですね。
≫ここに三成、花押があります。
≫そう、これは三成が
この寺の僧侶に宛てた


手紙なんです。
≫何て書いてあるの?
≫スパイを派遣して
それをよくやってくれた
ということについてのお礼と
これからもお願いしたいと
そういう内容になってます。
≫これは寺の僧侶から
敵の情報をもらったことへの感謝状。
実は、石田三成は
賤ヶ岳の合戦場周辺にある
寺の僧侶に諜報活動をお願いし
そこから、さまざまな情報を収集することで先を読み
戦に勝利したんですね。
≫まさに情報収集の鬼!
≫ではここで、最先端AI分析!
関ヶ原の合戦編。
石田三成、8万4000対
徳川家康、7万4000。
小早川秀秋の裏切りがなく
このまま戦ったら、どうなるか?
戦国時代に行われた合戦の兵数や
勝敗データなどを読み込ませ
AIが、はじき出した結果は…。
50.4%の確率で石田三成が勝利。
裏切りがなければ
歴史は変わっていたかも。
想像するのも楽しいですね。
ということで情報収集をして先を読む
石田三成が第20位。

≫「戦国大名総選挙」続いて、第19位の発表です。
≫選ばれたのは秀吉と家康
2人の天下人に仕えた戦国大名。
≫一般投票では31位。
専門家投票では21位。
AIの分析では12位。
≫その代表的なお城が、こちら。愛媛県にある今治城。
≫すごい!海の上に
お城が建っているみたい!
≫築城の名手として
江戸城、大坂城などを設計した
戦国大名。
第19位に選ばれたその大名は…。
≫築城能力で大出世した
アイデアマン、藤堂高虎。
≫この人は
加藤清正、黒田官兵衛とともに
築城三名人の一人として
名をとどろかせた人物。
江戸城、大坂城をはじめ
20以上のお城を築城。
戦場での経験が豊富で
城が攻められた時のことを考え
最強に守りやすい城を
考案したのです。
そんな高虎の
最高傑作ともいわれるのが
水の上に浮かぶ要塞
鉄壁の海城、今治城。
攻める気力をなくさせる

さまざまな仕掛けが満載な
お城なんです。
≫今回、その今治城で
藤堂高虎のすごさを
お城マニアの、この2人が調査。
≫今治城ですよ、ここは。
≫本当ですね。
≫初めて?
≫いや、2回目です。
≫2回目?あらー!
何か所行ってるの?
≫今までですね、161ほど
お城を周って。
≫すごい!恐れ入りました。
私、そんな行ってないもんね。
≫高虎の大ファン
高橋英樹さんと
お城大好きキッズ、栗原響大君。
≫ここはやっぱり素晴らしいね。
≫そうですね。