そうです。
なるほど。
はい。
やっと出ました! 人間の体を
どんどん細かくしていって→
もう これ以上は細かくできない
一番小さいものが「素粒子」。
♪♪~
つまり まったんも 吉村も「素粒子の塊」。
世の中にある すべてのものは
「素粒子」で できているんだ。
とにかく 素粒子は 小さいっていう→
何となく 小説とかで読んだイメージだけなんですけど→
実際に どういうものなのかっていうのは
わからなかったんで→
何となく 概要はわかってきました。
大丈夫ですよ。
それを少しずつ解明していこうというのが
僕たちの仕事なんです。なるほど。
で 実際に素粒子っていうのは
この ここに書いてあるように→
とんでもなく ちっさい大きさです。
これをですね どうやって こんなものを取り出すのかという お話なんですね。
え~と 陽子の中に
素粒子があるんですけれども→
陽子の中の素粒子を 良くわかるように
こういうものを作っていただきました。
ここに何か 色のついたボールが
こういう透明のボールに入ってます。
これは この…
…だと思ってください。そして その陽子の中に…
透明なボールが 陽子で
中に3つ入っているのが 素粒子。
実は 素粒子は こんなふうに
陽子の中に閉じ込められている。
調べるためには 中から
取り出さなくてはならないんだ。
♪♪~
実はですね ここにですねビリヤードを持ってきました。はい。
真ん中に これ ボールが
的球が並べてありますけども→
そして これがね まず
原子核だと思ってください。
そして これが 原子核とは違う粒子。
例えば 我々の実験室だったら陽子が これに あたるんですけども。
ビリヤードの的は
「原子核」と考えてみよう。
取り出すことのできない素粒子が
集まっている状態だ。
そこに 「陽子」を用意して…。
そして これをですね 当ててみます。
うまく いきますかね。
となると バラバラに崩れましたよね。
これが もし 非常に速い勢いで
粒子を原子核に当ててやると…
バラバラに砕けた中から…
はい。こういうふうなやり方で我々は素粒子をつくってるんです。
それは だから そこにぶつけたら
それが バラバラになって→
取り出せるってことですよね。
そして これをやるためには→
あることが必要なんです。 つまり これは
僕は これで キューで→
バーンと やりましたけれども
このように…
この加速するもの…
う~ん なるほど なるほど。
その加速施設を順番に見ていただきます。
はい。
素粒子を調べるためには
ビリヤードのような仕組みで→
陽子などの粒子を
加速してぶつける→
「加速器」という装置が
必要なんだ。
♪♪~
日本は 世界でも素粒子研究の最先端をいっている。
大きく貢献しているのが ここ
茨城県東海村のJ-PARC。
広さは 東京ドーム 14個分だ。
ここには 世界でも最高性能を誇る加速器がある。
♪♪~
多田先生は 2004年からこの施設に関わっているんだ。
♪♪~
加速器とは 一体 どんなものなのか?
♪♪~
そしたらですね そこで…
はい。
安全靴に ヘルメット?
はい。
これはですね…
もし汚染が出た こういう検査機で
出たらですね 裸になってもらいます。
それは困りますよね。 なので
1枚 これを着ていただくことで→
もし汚染したとしても これを脱げば
普通に出ていけると…。
なるほど なるほど。
なんだか ものものしいけれど 素粒子をつくるときには強い放射線が出る。
施設への出入りも 厳重に