世界が　ほんとに広くなりました。
すごい　ロマンチックな話よ　これは。
ちなみに気になるのが　僕の記事ってどういうふうに書かれてんの？
ちょっとチェックしてないんだよな。
うんうん　うんうん。
山里亮太さん。
これが　山里亮太さんの記事です。
結構　長いな。　しっかり書いてくれてる。
で　大体もう１，０００回ぐらい編集されています。
ねっ。　配偶者が　なんか入ってますもん。
そうだよね～。
新しい情報どんどん入れてく。
へえ～。
あ！　間違い見つけましたよ。
あっ　そう。
これね　「侍パンチ」ってのは
養成所の在学中だけなんですよ。
で　卒業間際に解散して…。
この辺りですね　「大阪校２２期生」。はい。
「卒業後は　侍パンチ」。


じゃ　「卒業後」ではないわけですね。「卒業後」じゃないです。
で　今　僕　それ　山里さんから
直接　聞いたじゃないですか。はい。
でも　山里さんから聞いたからって
これを直すことはできないんですよ　実は。
えっ!?　そうなんですか。
だって　本人ですよ。
はい。
第三者によって　もたらされた情報を→
優先することに　なってるんです。
へえ～。
客観的な意見で書かないといけない。
そういうことです。
例えば　「山里亮太」さん　「侍パンチ」
というふうに入れてみて…。
え～…　あっ
ありましたね　ここに。
あっ　書いてあった！
書いてある。
２０１８年の記事なんですけれども→
このＵＲＬを出典として直すことはできる。
なるほど。
はあ～！
今　ちょっと　ここで直します。
えっ　直すとこ見れるんすか？
すご～い。
直します。　よいしょ。
（キーボードを打つ音）
この作業を　ずっと　やってるんですよ。
好きじゃなきゃ無理だよね。


よっこらしょと。　はい。
これでもう　今から　ウィキペディアで
調べたときには　もう反映されてます。
へえ～。
ほんとだ～。
僕ら　たまたま
今日ここに出てますけども→
まあ　何千　何万人のウィキペディアン
という人たちがいて→
専門家もいて　子どももいて
おとなもいて　リタイアした人もいて→
その人たちが見て　直せるんだったら直す。

例えば　出版物だったら出ちゃったら　次の改訂までは→
間違いが正されないですけど。
ねっ。
ウィキペディア
いろんな人が編集ができるので→
２４時間３６５日　誰かが
チェックしてるみたいなもんなんです。
善意の塊で　できてるみたいな。
はあ～！
善意だけで。
善意です。
「ウィキペディアン」と　一口に言っても
そのやりがいは人それぞれ。
他のウィキペディアンにも聞いてみた。
そこなんですよね。へえ～！ほう～！
（２人）へえ～！
なるほど。すごいよね～。
え～！

ええ!?
スーパーマン。
さて　スタジオのウィキペディアンＳｗａｎｅｅさんに話を戻すと…。
執筆を重ね　その名が
知られるようになった　ある日→
思いがけない依頼が舞い込んだ。
１人で書くのでなくて他のウィキペディアンの方と→
共同で執筆することが　あるんですよ。
うん。
ウィキペディアは　過去に　どんな投稿を
したか　全部　見られるんですけど→
それを基に　ある時　「一緒に
こんな記事を書きませんか？」って→
誘われたことがあるんですよ。
（２人）うん。
１泊２日で
新潟に取材の旅行に行こうっていう。
ただ　その方はですね
既婚の男性でした。
それは　ちょっと…