いい底上げができて、選手層が
作れたなと思っています。
曽根≫コロナ禍の中で順調に進むことが
なかなか進むことができない
ジレンマがあろうかと思いますが
その中で1年延期したことによる
プラス材料としても
伸びてきた選手も
たくさんいるんだと思うんですね。
播戸≫今日の三笘選手の活躍も
そうですけども
代表にも呼びたいと
思われてるんじゃないですか?
森保≫そうですね。
川崎は、今年は非常に強いチームとして
結果を出していますし
その中で活躍している選手たちは必然的に、日本代表
そしてオリンピックの代表に向け
候補に挙がってくるのは
当然のことだと思います。
福西≫今年、若い選手がたくさんいるじゃないですか。
活躍している中で
森保さんの中で呼びたいメンバー増えたんじゃないですか。
森保≫めちゃくちゃ増えましたね。
選ぶときは本当難しい選択になると思いますけれども。
日本のサッカー界にとって
そして日本代表にとって
非常にいいことだと思っています。
もっともっと若い選手たちも力をつけてもらって
俺はやれるんだっていうところを
見せてもらいたいなと思います。
曽根≫本当に監督としてみると
うれしい悩みというところが
あろうかと思いますけど。
そして並行して日本代表の戦いも始まるというか
再開ということになりますよね。
3月にはワールドカップ予選が再開される予定になっていると。
いわゆる年齢制限のない
フル代表に関しても
昨年になりますが
秋にはヨーロッパで強化試合を
行うことが
できることになりました。
このゲームに関して
あるいは、合宿・遠征に関して
ヨーロッパ組だけとなりましたが
どのように振り返られますか?
森保≫活動は
ヨーロッパ組だけということに
なりましたけれども
選考にあたっては国内組も含めて
全員テーブルに上げたうえで
できる範囲で、選手を選んで
活動させていただきました。
そして、ヨーロッパでは非常にいい活動ができて
相手のモチベーション
コンディションも高い中で
レベルが高いチームと
試合をすることができて
我々が今、どういう状態に
あるのかということを
選手の状態、チームとしても
把握したうえで
今後、どのような成果と
課題を持って
チームをレベルアップしていくか
ということを
明確に感じることができて
すばらしい活動だったと思います。
そして、A代表の
底上げという意味では
国内組が招集できなかったのは
残念ですが
試合を見て目標、刺激として
感じてもらえたと思いますし
A代表のみならず
東京オリンピック世代の選手たちも
去年の10月、11月と
7人招集できましたので。
そういった意味では
A代表とオリンピックの強化
未来の日本代表の強化になった
すばらしい経験を
させてもらいました。
曽根≫そうしたさまざまな活動を経て
いよいよ迎えた
2021年シーズンとなりますが
改めて、今年の森保監督の抱負を
お聞かせいただけますか。
森保≫我々の目標は
はっきりしていますし
A代表ではカタールの
ワールドカップに向けての
2次予選、最終予選というふうに
ステージが上がっていきます。
その中で、一戦一戦
大切にして、勝利を重ねて
ワールドカップ出場に向けて
前進していきたいと思っています。
そして、東京オリンピックでは