2021/01/01(金) 23:15〜00:00 あてなよる「正月時代劇SP“漬けで呑(の)む”」[字]
へえ~。
瑛太さんは?
食べます。
何か 最終的に食事のあとは
デザート 僕は要りませんってなって→
グラッパとか強いお酒を呑んで
終わるっていう…。
だから 今日ちょっと楽しみかもしれない。
それで漬けなんだ。 そうですよね。今日のテーマが「漬け」ですもんね。
お酒は何…?
甘い? 甘いお酒になるのかな?
フレンチトーストみたい…。
今回ご用意しましたのが→
ババっていうデザート
ご存じですか?
あっ 知らないです。
バターブリオッシュをお酒に漬けたデザートなんですけども→
こちらの方 タイトルが
「私ゃ酒浸りのババ」。 アハハハハハッ。
厳しいから! あのね 厳しい 今のは。
入ってこなかったんですよ。
俺の読解力の問題。
酒浸りのババ。
ブリオッシュなど
バターをきかせた菓子パンを→
洋酒に漬けたデザートが ババ。
大原は それを ごくごくオーソドックスな食パンでこさえることにした。
悩みどころは 食パンに
どんな酒を染み込ませるか?
大原 考えに考え抜いて
決断したようじゃ。
これは黒豆ですかね?
そうなんです。
これ 全部一緒に食べた方がいいですか?
そうですね。
あっ 全然 甘くないですね。
そうなんです。うん おいしい。
多分 甘いのは お苦手かなって
私もそうなんです。
あんまり甘いの頂かなくて。
濃厚… あっ すごい。すごい。
リモンチェッロだ。
リモンチェッロです。
完全なるリモンチェッロの味がする。
よっ! 中村屋! ご名答!大原は たくらんだ。
レモンのリキュール リモンチェッロで
食パンを酒浸しにしようとな。
でも 本当に食パンでよかったのか?
そんな心配をよそにバターで炒め コクと風味をまとわせる。
食パンは もういつものアイツじゃない。
風格や貫禄のようなものが生まれつつある。
そこにきて リモンチェッロの洗礼だ。
もはや 「食パン!」と→
気軽には声をかけられない存在に
なってしまった。
更に
ただ甘いだけのクリームも→
マスカルポーネの酸味の尽力で
大人の階段を駆け上がる。
もちろん 黒豆ちゃんだって
一夜漬けで気品を手に入れるのだ。
この黒豆も もともと甘くして
売ってるものを…
ちょっと酔っ払いそう。
完全に お酒駄目な人 酔っ払いますね。
漬けたてよりも 漬けて 冷蔵庫に
ちょっと冷やした方がおいしくて→
1晩漬けてます。
わ~ すっごい色が…。最後に来たねって感じが…。
今日は少しソフトで
熟成してる ラムにしました。
グアテマラ産の23年もの。
すごくいい香りがする。こりゃ えらいことやで。
かつて
マヤ文明の栄華を極めたグアテマラ。
その名産とも言えるラム酒の極上品は
天国の味わいと評されておる。
おいしい。
うま…。
ラムじゃないみたい。 おいしい。
こりゃ…。
おいしい。
ラムなんですか? これ。ラムなんです。すごい!
グアテマラ…
いろんなとこのラムがあるんですが→
キューバだったり フランス領だったり。
グアテマラのラムは こんなふうにソフトで優しいんですよね。
で 生クリームとラムってのは
鉄板的に合うんですよね。
すごくまろやかにしてくれて
アルコール感も取ってくれるし→
喉越しも柔らかくしてくれる。
瑛太さん すごく何か→
グッと入り込んではりますけども
いかがですか? お酒。
どういう言葉が出てくるかなって
ずっと考えてたんですけど→
気持ちよくなってきちゃって。
(笑い声)
一番いいです。