2021/01/03(日) 22:50〜23:50 ズームバック×オチアイ 新春SP▽2021 大回復(グレートリカバリー)への道[字]
限られた国の言語に絞られてしまうのはもったいない。
ローカルごとに技術開発し→
「あそこのあれはいいこっちでも使えるな」と思ったら→
デジタルなら会わずとも
一瞬で共有できます。
明日から 今 我々の周りのテクノロジーを
作れるかって言われたら→
作れるかもしれないじゃない。
で そういったところへの希望や…
「民藝」?
自分たちが使う道具は→
自分たちで作るっていうことですか?
例えばスマートフォンやタブレットも…?
竹を切ってきて 水差しを作るように。
我々は液晶ディスプレーの生えてる畑から液晶ディスプレーを取ってきて→
スマホを組み立てるぐらいのことは
あってもいい。
さて ここで…
どこに行くにもカメラを離さない落合さん。
未曽有の一年を
どう切り取ってきたのでしょう?
桜のことは なかなか思い出せない。
ビックリだぜ。
最も大きく変わったことは?
ちなみに お子さんとはどんな話をするんです?
分かんないですけど
よくお願い事をされるようになりました。
大体が物欲です。
前に何だっけな…こういうやつ 何て言うんですか。
フォークリフト!
「フォークリフト買ってきて」って。
「えっ 本物は ちょっと…。
まあ いいか」って言って→
「一緒に とりあえず
アマゾンでも見るか」って言って→
アマゾンで見たら 200~300万あれば
買えそうな感じで→
「ギリだね」って言って 子どもと。
「ギリだね。→
これは買ったら ママに怒られるからね。
200… う~ん」とか言って…。
「パパのレンズも高いでしょ」って言われて
確かに パパのカメラは高い。
今年も
なるべく一緒に過ごしてあげて下さいね。
今年 2021年 グレートリカバリー→
大回復を果たすためのヒントを探ってきた今回。
最後に スペシャルなゲストを迎えます。
じゃあ 僕のことは 陽一さんかな。いつも言われて。
ヨウイチ。
ドイツの哲学者…
マルクスやニーチェも学んだ
ドイツの名門 ボン大学の哲学科で→
史上最年少の「29歳」で教授となった
ガブリエルさん。
その語り口は 実に痛烈です。
付いた呼び名は「哲学界のロックスター」。
ドイツといえば
先月 メルケル首相が→
クリスマス前の自粛を訴えたスピーチが
大きな話題を呼びましたが→
そのことについて聞いたところ…。
すばらしい演説だったと思います。でも あれは同時に→
政治の「限界」を
示したものでもありました。
科学者の声を聞こう。
メルケル首相は そう言っていましたね。
私はメルケル首相の側近で
科学アドバイザーを務める→
ローターバッハ議員と
頻繁に話をしています。
彼は国会議員であると同時に
感染症の専門家なのですが→
「ロックダウンは 本当は2か月前に
やらなければならなかった」と→
悔やんでいた。 その根拠や数字を聞いたら
私も納得しました。
でも 実際は
政府や各地方自治体は経済を優先させ→
クリスマスショッピング用に
店を開けていた。
それで結局 クリスマス直前に
店を閉めるはめになった。
ということは
すごく重要だと思っていて→
みんな 結論が正しければ
みんな従うって思っているところも→
ちょっとあるじゃないですか。
でも そんなことは→
まるでなかったんだなっていうところが
やっぱり ある種→
突きつけられてることが多いですね
日々ね。
そうですね。 でも 私は別に→
ドイツが「反科学的だ」と言っているわけではありません。
メルケル首相は
物理学の博士号も持っています。
ただ 「科学だけ」では機能しない。
民主主義においては経済も大事ですからね。
科学も民主主義も それだけでは不十分。