2021/01/04(月) 08:00〜09:55 グッとラック!4知事が緊急事態宣言要請 橋下×辛坊治郎に黒岩知事も生出演
いうのも
多いんじゃないですか、避けてる医
療機関。
これは「週刊文春」とかNHKもお
っしゃってましたけど
旭川の医科大学なんかも学長がコ
ロナ患者を受け入れるなというこ
とを
言ったとかいうようなことも出ているし、
そういう医療機関があるというこ
とで、キャパシティーが足りない
ひっ迫してる状況になってるんじ
ゃないですか?
北村≫そういう事例があるだろう
とは思いますけれども
実数は分かりませんけれども、
実際それは例えば、
対応できないのに対応しますって
言ってるより
うちは対応できないから対応しな
いと言ってる方が、
僕は、ちゃんとしてていいと思うん
ですけれどもね。
つまり、看護師さんだって、突然、
今日から防護服着て
テキパキ今までどおりに働いてく
ださいというのはやはり無理で
重装備をつけて、N95マスクなん
かをつけて、
そうすると、いくら若い看護師さん
でも15分ぐらいでへたって
後退という状態になりますから、
準備不足という
コメントは甘んじて受けますが、
ただ、できないものはできないって断るのも、
今の段階では正直、誠意ある対応か
なと思います。
橋下≫分かりました、医療機関だけ
の責任じゃない、
医療側の責任じゃないにせよ、
日本がこれだけ
ひっ迫してるという状況は
欧米なんかと比べて感染者数が1300とか2000で
危ないってみんな感じてしまうの
は医療のキャパシティーが
他の外国に比べてものすごく狭い
んです。
辛坊≫なぜそうなっているか理由
ははっきりしてまして、
例えば、東京都ってコロナ用に
開放されているベッド数は3%、
大阪は1.5%、全国的にも似たよ
うなものですよ。
なぜそうなっているかというと、基
本的に2類相当以上の感染症なん
で、
患者を受け入れようとすると全員、防護服のうえに陰圧室で
もともと感染症の指定病院は
結核用に空いていた病棟に患者を入れる体制でやってるんですよ。
そうすると基本的に病院としては
結核以上の病気なんだろうと、
そうするとそれだけの感染対策で
受け入れられるのは
ベッド数3つとか5つにしかなら
ないんですよ。
だから医者を責めても
しょうがないのは、
システム的にそういうふうになっ
てるというか、
必然的にそうなっている。
志らく≫イギリス、フランス、アメ
リカは
大丈夫なように以前からしていたということですか?
北村≫そういうわけでもないんだ
けど、ただ、
例えばヨーロッパであれば中世の
ペストの被害が大きかった、
そういうこと、あるいはSARSも
実際はやった、
今から約20年近く前ですけれど
も。
だから痛い目に遭ってきているの
で、ある程度はフレキシブルに
例えばふだんはそんなに感染症の
ベッドはないにしても、
いざ事が起これば少しは増やせる
という。
辛坊さんに問題があるというのは、
別に2類だから結核病棟に入れているというのではなくて、
飛まつ感染をするから、それを他の
患者さんに…
別に飛まつ感染しない感染症もあ
るわけで、
飛まつ感染をするものに対応した
対応をしているだけであって、
ですからヨーロッパやアメリカは、
医療関係者の感染が
極めて多いんですよ。
だからフレキシブルというのは
すぐ増やせるという意味であると