（解説）そうですね。
もう確実に警戒していますし、絶
対にキム・アンピョンに
蹴るときは絶対に入るパントなん
ですよね。
だから、桐蔭学園と
キム・アンピョンのスペースをつくりたくないということで、ボー
ルが上にあるときにスペースを埋
めてタックルしようという作戦で
すね。
（実況）そうなんですね。
ロングキックだとボールを持って
からの距離がありますか。
（解説）そうなんです。
やっぱり距離があるとタックルは
難しいので
この距離に絶対に長くしないとい
う作戦で桐蔭学園はやっていると
思います。
（実況）その桐蔭学園のハイパン


ト。
大阪朝高のノックオンがありまし
た。
大阪朝高陣内に入って桐蔭学園、
スクラムをしていきます。
ボールを出す。
深いバックスライン。飛ばしていく。
１１番、１年生の松田。
大阪朝高、激しいタックル。
ボールを継続している桐蔭学園。
５番の青木。
とにかくフィジカルが強い５番の
青木。
スイッチした
１１番，榎本。かわしていく。
抜けた。
さあ、ターンオーバーできるか。短い笛。
ノックオンを取りました。

榎本も今抜けましたが、
最後、ボールを落としてしまいま
した。
１回戦でけががあったんですが、
前の試合から戻ってきました。
監督の信頼も厚い１２番の榎本。
（解説）今のプレーも、決められ
たプレーではなくて、スイッチし
たところがスペースがあるという
のを榎本君は見て入っているので
、状況に応じて
判断をしているというところが

桐蔭学園の強さじゃないかなと思いますね。
（実況）やはり、周りが見えてい
るんですね。
（解説）そうですね。
藤田さんも幾度となく立ってきた
この戦ってきた花園の舞台、特に
準決勝、決勝は、ことしは無観客
ではありますが、１つのステップ
ごとにどんどん雰囲気が変わって
いくんじゃないですか。
（解説）この準決勝で
どれだけチームがまとまれるかと
いうのが、１つ優勝へのキーにな
りますね。
（実況）その準決勝を戦っている両チーム。
さあ抜けていくリ・クンス。
きょう１トライを上げています。
サポートプレーヤーも続いている
が圧力をかける桐蔭学園。
ターンオーバー。
（解説）こういうところなんです
よね。
ブレークダウンをかけるところと捨てるところ。
うまいですよね。
（実況）そして、下がりながらで
はありますが、桐蔭学園がボール
をキープ。
今、藤田さんからもお話がありま
したが、とにかくやみくもにプレ
ッシャーをかけても、ボールは

そう簡単にとれないわけですか。（解説）そうなんですよ。
そこも判断をしていますし、しっ
かり見きわめていますよね。
（実況）さあハイパントからキム
・アンピョンが味方にパス。
１１番、ボールキャリーはキム・
スジンです。
ここに３番のチョ・ヨンギ。
さあ、大阪朝高、裏を通す。
激しいタックルは桐蔭学園。
ボールをキープしています。
右に出す。
前に出る桐蔭学園。
１番のリャン・キボン。
大阪朝高ボールが続いています。
後半１２分を過ぎている
準決勝、第２試合。
タッチラインは割りません。
カウンターアタックか。
（解説）これ、外側に気をつけな