2021/01/06(水) 16:35〜16:50 【連続テレビ小説】純情きらり(153)「いのち、輝いて」[解][字]

♪♪~(テーマ曲)
♪♪~
♪♪「夢は いまも」
(マサ)
<子ども達の歌を聴きながら→
桜子は 家族に囲まれ
音楽に包まれていた→
有森家での日々を
思い出していました>
(桜子)ねえ。 お願いがあるだけど。
♪♪~(「埴生の宿」)
<桜子のピアノ。→
桜子の人生に寄り添い喜びと悲しみ 別れと出会い→
そして 再会を
見守り続けてきた ピアノでした>
♪♪~(「埴生の宿」)
ありがとう。
<その年の暮れ。→
東京で大成功を収めた冬吾達の展覧会が→
岡崎に やって来ました>
(記者)杉先生! 杉先生!お話を! 先生!
(冬吾)しゃべる事は ねえ。
いい加減にしてけれ!
そう おっしゃらずに!
先生!
先生! お願いします!
先生! 新しい作品のご予定は?
<そして 桜子は
「検査の結果がよければ→
展覧会に行ってもいい」という


言葉を 医師からもらい→
期待に 胸を膨らませていました>
行けそうですか?
(小林)まあまあ ほんな焦らんで。
(ノック)どうぞ。
(達彦)何でしょうか? お話って。
まあ どうぞ。
松井さん。 奥さんの状態ですが
実は あまり よくないんだ。
えっ!?
今回は 外出を許せても→
この先 病院を
出られんくなるちゅう事も→
考えといてもらいたいんだ。
そんなに急に悪くなっとるんですか?
病気が
よくなるか 悪くなるかなんて→
誰にも 分からんのですよ。
奥さんの場合は この先悪くなる可能性が高い。
それを覚悟しといて下さい
ちゅう事です。
♪♪~
(ハミング)
また 新しい曲か?
うん。
赤ちゃんのための曲。
ピアノがなくてもメロディーは浮かんでくるもんで。
随分 書きためたな。
うん。
今は こんな事くらいしか→


私 赤ちゃんのためにしてやれる事がないで。
早く 体 治して うちに帰ろう。
ほいで 一緒に ピアノ弾こう。
どうした? 達彦さん?
いや。俺も 早く子どもの顔が見たいよ。
何かあるなら 言って。
私の体の事?そんなんじゃない。
ただ 随分 頑張ったなと思ってな。
(一同)乾杯!
(和之)いや~ それにしても
お客さん いっぱい入りましたね!
大した熱気だった。
みんな芸術に飢えてたんですね。
(八州治)いいものを描きゃ
認められるって事よ!
八重 お前も 随分 記者連中に→
追いかけ回されてたみてえじゃねえかよ!
(八重)絵描きにとっては
ホントに いい時代が来たわよね。
これからは
描いて描いて描きまくるわよ!
今夜は 飲みましょう!
おい 冬吾! 何やってんだよそんなとこに突っ立って!
ほれ 飲めよ。 なっ!
冬吾 見てろ。 俺はよこのままじゃ終わんねえぞ。
もうしばらくして
海外渡航が自由になったら→
パリに行こうと 思ってんだ。
10年後 見てろ! お前より有名になってやるからな。
いいな お前は

逃げるとごがあって。
うん?
よし! 今日は飲むか!「猫じゃ猫じゃ」歌ってやるはんで。
(八州治)おし!
♪♪「猫じゃ 猫じゃとおっしゃいますが」
♪♪「猫が 猫が下駄履いて
絞りの浴衣で来るものか」
(冬吾)♪♪「オッチョコチョイのチョイ 猫が」
まんどろだな。
あっ!