2021/01/07(木) 12:30〜12:55 趣味の園芸 選「和の観葉植物」[字]
フッキソウのまとまった葉が→
寄せ植えの足元で 全体のバランスを
引き締めていますよね。
確かに そうですね。
インパクトのある植物に→
繊細な葉と
小まとまりを加える。
この組み合わせを
覚えておけば→
バランスがよく 華やかな
一鉢ができるんです。
これぞ…
さて シャープな葉だけが「インパクト」ではありません。
まるい葉を横に広げたツワブキ。
斑入りの葉がやさしいインパクトを与えてくれます。
そして 「繊細」は コクリュウ。
「小まとまり」は タマリュウです。
いやぁ こんなの
つくってみたいですねえ。
じゃあ 三上君は
どんなインパクトを感じたい?
僕ですか? そうですねえ
やっぱり「和」なんで→
風格のある
どっしりとした感じですかね。
じゃあ オモトなんか どうかしら?
オモト いいですね!
三上君が選んだ オモト。
このオモトを「インパクト」にした寄せ植えをつくってみましょう。
まずは
土を入れるところからですよね。
鉢底石は入れないんですか?
はい。
今回 使う土は 硬質な赤玉土と
鹿沼土を混ぜたものなんですね。
両方とも粒がしっかりしてるので
水はけが とってもいいので→
鉢底石は 必要ありません。
すばらしい土なわけですね。
3分の1ほど入れて下さい。
分かりました。 こちら3分の1。
そうしましたら 元肥として
緩効性化成肥料を規定量…。
このタイミングで…。
元肥を入れておきます。
肥料を入れるんですね。
分かりました。
まず「インパクト」を
中央に植えていきます。
まず 鉢から外しましょう。
はい。
軽く ポンポンと たたいて→
外しましたら 鉢に入る大きさに→
少しだけ根鉢を
丁寧にくずしていきます。
鉢の中央に オモトを設置し
土を入れていきましょう。
こんな感じでしょうか?
はい。
次に 「小まとまり」のヤブコウジです。
ヤブコウジなんですか? これ。
「天の川」っていう品種名が
ついています。
そんなすてきな お名前が。
それから ヒメセキショウです。繊細ですよね。
そうですね。
どちらも 根鉢の土をやさしく落とします。
根が回っていたら
軽く取り除きます。
日本の気候に合った
和の植物なので→
この時期に多少
根を切ってしまっても 大丈夫。
そして鉢に入れますが
ここで レイアウトにポイント!
奥行き感を出すために
少し後ろに入れます。
次に手前の方に
ヤブコウジを入れていきます。
後ろと手前と分けるわけですね。
対角線に入れていく形ですね。
手前のものは
少し深めにしましょう。
後ろの方は 少し高く植えまして。
傾斜をつけて植えると ちょっと奥行き感が出てきますよね。
はい。
同じように ヒメセキショウも対角線上に レイアウトします。
苗が全て入ったら
土を入れましょう。
お箸を使って
まだ空間があいてるので→
土を送り込むような気持ちで
しっかりと土を入れていきます。
あ~ 下がっていきますね。
まだまだ入りますね。
植えつけが終わったら
水をやります。
鉢から流れ出る水が
透明になるまで→
たっぷりとやりましょう。