東京では１日当たり
５００人を下回る

水準となります。
小松≫ここからは
感染制御学がご専門
順天堂大学大学院
堀賢教授に伺っていきます。
堀さん、よろしくお願いします。
まず東京都は新たに２４４７人の感染者が確認され
重症者も８人増えて
１２１人となりました。
堀先生は、今週月曜に
番組でお話を聞いた際に
東京都の感染者数は、今週末にも
２０００人を超えてくると
予測を立てて
いらっしゃいましたが
残念ながらといいますか
それよりは早くやってきてしまいましたね。
堀≫昨年末から急激に


感染感染拡大のスピードが
加速していまして
一部、我々の予測を上回って
拡大しています。尾身先生も
首都圏はステージ４相当で
つまり爆発的感染拡大の時期に
入っていると分析しています。
感染者の増加スピードは
今後ますます早くなる一方ですから
あっという間に
多分、新規感染者は
１日当たり５０００人にいく
可能性が出てきています。
何が起こるかというと
オーバーシュートというのがこれから視界に入ってくるわけで
一刻も早く手を打たないと
いけない状況です。
林≫そうした中で
政府は緊急事態宣言を
このあと再び発出しますけど
緊急事態宣言で
この感染増加に
歯止めはかかるんでしょうか。
堀≫今は感染爆発の初期ですから
飲食店の時短営業を
中心とした限定的な内容だけでは
正直、抑えきれない
可能性があると思います。
中途半端な対策では
いたずらに長期化して

余計に経済的ダメージを増すと
予想されていますので
様子見とかもしないで
初めから強力な対策を
開始しておくほうが
良いというふうに思います。
とにかく人の流れを極力削減しないとだめなので
今回の制限の内容は
これを最低限として
午後８時以降の外出を
皆さんも控えていただいて
テレワークも７割といわず
できる限り協力してほしいと思っています。
ご自分だけでなく
家族も一致団結して
乗り越えていただければと
思います。
私も頑張りますので
皆さん、頑張ってください。
小松≫先生、最後に短く
速報で入りました、解除の基準
１日当たり５００人を下回ると
西村大臣から出ましたが
この数字は
どうご覧になりますか？
堀≫ステージ３に下がった
目安ですが
ステージ３と４は
隣り合っているので
またこれで増えたら

どうするという問題に関して
今から決めておかないと
また今度はステージ４に入って
大騒ぎすることになりますから
私はステージ２まで減らしたほうがいいと思っています。
小松≫明日から
再び時短営業に入ります
飲食店から中継でお伝えします。
柳下さん、お伝えください。
柳下≫神田にあります
大衆酒場ダブルプレーさんに
お邪魔しています。
ちょうちんが灯り
すでに営業が始まっています。
こちらのお店は今回の時短要請には
従うということで
その決断に至った経緯を
店長の奥村さんに
伺っていきます。
お忙しいところ、すみません。