2021/01/07(木) 22:30〜23:15 世界はほしいモノにあふれてる「私の幸せ部屋づくり 日本・フランス・イタリア」[解][字]
実は それ あるものをイメージして作られているんです。
はい…。
惜しい! 正解は…。
脈…。
いや すごい美しい。
ああ~!
広げてみちゃうと ちょっとほんと血管の あれにしか見えなくなってくるな。
ハッ!
ハハハハ…!
坂田さん
実は今 ある挑戦を考えている。
新発想の越前和紙と
イタリアのハンドプリント→
国境をこえた
共同制作プロジェクトだ。
イタリア北東部
エミリア・ロマーニャ州にある→
人口1万人余りの町。
ガンベットラ。
古くから手仕事の技を持つ職人たちが
つくってきた町だ。
ここは 最高品質の麻布に
木版ハンドプリントを施す老舗メーカー。
ルネサンス期以来の技を 今に伝えている。
手彫りの…
自然から取られたモチーフが多い。
国の文化をつなぐ この取り組みを喜んで引き受けた。
猫! 眉毛ある。
チャオ! ボンジョルノ ジジ。
坂田さんが送ったのは 深くうるみのある
日本古来の色をたたえた和紙。
藍と紅が合わさった 二藍。
鮮やかでありながら温かみのある杏色。
すがすがしく 香りたつような抹茶色。
ジャンルイジさんは この色に目を留めた。
坂田さんが選んだ越前和紙は→
およそ150年の歴史をもつ製紙所で作られている。
どんな高さの壁にも対応できる
機械すきのロール和紙。
柔らかな風合いを損なわないよう
ゆっくりと乾燥させている。
加えて 40年以上の熟練の職人の目で
質感・色合いが守られている。
和紙を壁に貼るための
一番の課題だったのが 耐水性。
日本酒のラベルを作る技術を
応用することで→
貼ったあとも ずっと美しい
和紙が生まれた。
日本の四季・風土から職人が生み出した
和紙が 海を越え イタリアへ。
坂田さんのアイデアで 生まれ変わる。
「ロマーニャのロビンフッド」って感じかな。似てる。
これは とても古い型だよ。→
バラをデザインした…
グラッツェ ジジ。 グラッツェ。
うれしい。
試作を開始。
ジャンルイジさん 抹茶色の和紙からあるアイデアが浮かんだ。
日本の色に合わせるのは
地元ロマーニャのブドウ。
風に揺れる葉を表現する。
う~ん。
はあ~。
日本の和紙にイタリアの文様。
2つの国の自然や文化がまざり
いのちが吹き込まれていく。
スタジオで ご覧下さい!
いかがですか?
ジャパニタリアン!
きれいですね。
言葉にならないぐらい すてきです。
また?ハハハハハ…。
どれもいいですね。
ああ~ これ いいですよ。
いわゆる鉄板の
色の組み合わせだと思うんですけど…
…って言ってましたね。
これは 何だろなぁ…。
ダダーン!
あと まあ この大きさ…
…が モチーフです。
ちょっと待って 私の歌に…。
♪♪~
ああ…。
正解です。 「あざみ」は ローマ時代から
伝統文様としても 愛されてきた花。
今回 杏色の和紙に施されました。
マリー=フランスさんがおっしゃってた…
…っていう
そういう空間に→
自分の家 自分の部屋を
していけたら…
…んじゃないかなと思いました。
こんにちは。
坂田さんの自宅に飾られた 一枚の絵。
実は ドミノペーパーという小さな壁紙。
18世紀の技術を復刻させて
作られたものだ。
模様が彫られた型に 黒いインクを塗り