2021/01/08(金) 14:40〜15:00 NHK高校講座 家庭総合「環境のためにできること」[字]

大工の仕事に取り組んでいきたいと思います。
♪♪~
こんにちは りゅうちぇるです!今日は早速ですが→
クイズから始めたいと思います!
ジャジャ~ン! 問題です!
この ホニャララに当てはまるものは
一体 何でしょうか?
ん~ 魚の死骸とか?
ああ~。
生態系が崩れまくって…。
僕は 人間の落とし物が…。人間の落とし物?
人間が 何か 海に落としちゃったもの。
正解はですね こちら めくっていきますジャジャン!
プラスチックごみなんですよ。
(ジュリアン)嫌ですね。(心)嫌ですね。
嫌だよね~。 そこで 今回は→
「環境のためにできること」というテーマで→
地球環境のために
私たちができることについて→
考えていきたいと思います。
さあ 今日の3つのポイントは…。
決して 遠い世界
遠い未来の話ではありませんよ。
まずは ちぇるちぇるポイント1!
海の中のプラスチックごみは僕の後ろに飾ってある→
SDGsの17の目標の中の→
目標14「海の豊かさを守ろう」の課題でもあります。
ごみを減らそうと
ある壮大なプロジェクトが始まりました。
アメリカ西海岸と ハワイの間に→


海流によってごみが集まりやすい海域があります。
通称…
この海域で 海のプラスチックごみを回収しようとしている人たちがいます。
2015年 試験的に回収したところ→
国別で最も多かったのが 日本のごみ。
文字が読み取れたごみの3割は
日本語でした。
世界では…
このままだと 2050年には→
海の中のプラスチックの量が
魚の量を上回ると予測されています。
海の生き物に与える影響も深刻です。
ウミガメの鼻に刺さったストロー。
タイの海岸に打ち上げられたクジラ。
大量のプラスチック製の袋を飲み込み→
餌を捕ることができなくなって
死んだと見られています。
日本でも 20年ほど前から→
海洋プラスチックごみを調査している→
研究者がいます。
高田秀重教授らが→
東京湾のカタクチイワシの
分析を行った結果→
64匹のうち49匹の内臓から→
小さなプラスチックの破片が見つかりました。
海に漂うプラスチックは→
波の力や紫外線の影響で細かく砕け→
5mm以下の
マイクロプラスチックとなります。
この辺りは もう 確実に→


マイクロプラスチックですね。
高田教授が 特に懸念しているのは→
このマイクロプラスチックによる汚染です。
石油から出来ている
マイクロプラスチックは→
油に溶けやすい有害物質が付きやすい
性質を持っています。
魚などが 餌と間違えて食べると→
その有害物質を体内に取り込むことに。
食物連鎖の過程で
これが繰り返されると→
有害物質の濃度が
高くなり→
それを食べた人間にも→
影響が出るおそれがあるのです。
何か 日本のごみが
一番多いって聞いた時は→
多分 僕が すっごいショックでした。
何か 恥ずかしいっていう思いもあるし。
地球 日本だけじゃなくて
地球に悪いんだっていうことを→
意識していかないといけないなって
思いましたけど。
今日はですね
海洋のプラスチックごみについて→
調査研究をしていらっしゃる
高田秀重先生と一緒に考えていきます。
先生 よろしくお願いします。
はい よろしくお願いします。
これ 東京湾のお台場の砂なんですね。

一見 普通の砂のように見えますが…→
水を入れて かき混ぜると…。
何か 砂じゃないものが。
ほらほらほらほら! 浮いてきてる!
(心)嫌だ!
うわっ すごい多い!
水色や白などたくさんのマイクロプラスチックが→
砂の中から浮いてきました。
レジ袋1枚で→
大体 数千個のマイクロプラスチックが