2021/01/09(土) 08:00〜09:25 ウェークアップ!ぷらす 吉村府知事生出演“緊急事態宣言”きょう政府へ要請[字]


した。
>>今、仕事を失い、
生活に困窮する人々が急増している。
>>本当は人肌が欲しいんだけど。
>>子連れの女性や、
若者の姿も。
>>今一番大変なところっていうのはどこでしょうか?
>>金がないところですかね。
自分で買ったりはあんまり、
>>正月準備が整った大みそかの


東京・池袋。
都心の公園には大勢の人の姿が。
コロナ禍で生活が厳しくなった人たちを支援する、
緊急相談会に集まった人たちだ。
首都圏の複数の支援団体が共同で主催し、
生活相談や医療相談などを行った。
参加者の中には、
若者の姿も。
>>ごはんをもらいに来て、来ましたね。
こういうもらいもんばっかで、
自分で買ったりはあんまり、
ここ3日ぐらいしてないですね。
>>ホテル従業員だったという30代の男性。
新型コロナの影響で、
去年3月末に雇い止めにあったという。
現在の仕事は。
>>ウーバーイーツです。
>>巣ごもり需要で急成長したウ

ーバーイーツ。
しかし、
配達員の増加に伴い、
月を追うごとに男性の収入は減少。
>>今、
1か月で10万円以下だったり。
>>ホテル勤務時代の4分の1程度に激減。
1人暮らしのアパートの家賃を支
払うと、
手元にはほとんど残らない。
この年末年始は、
支援会場を回りながら、食べ物を

確保していくという。
元日。
都内の別の場所で開かれた支援活動には。
>>元日の相談会には、
ご覧のように、
正午の開始前に50人以上の方が
列を作って並んでいます。
>>あったかい部屋で待ってても
らいますので、食事確保しておき
ますし、よかったら声かけてくだ
さい。
>>本当は人肌が欲しいんだけど。
>>そうですよね。
>>大みそかと同じ支援団体が主
催した年越し大人食堂。
相談会場はソーシャルディスタン
ス。
出来たての弁当と温かいスープは
屋外で。
前日の男性の姿も。
この日、手に入れたのは、なんと炊飯器。
食べ物だけではなく、
生活必需品を入手することもあるという。
>>これが一番ですね。
>>着ている服のほとんども、
こうした会場で手に入れたものだ。
主催者によると、
大みそかと元日、
そして1月3日に行われた相談会には、
延べ700人近くが参加した。

支援団体の代表理事を務める稲葉氏は、
現状をこう指摘する。
>>2008年の年末から2009年の年始にかけて、
東京の日比谷公園で年越し派遣村
という取り組みが行われました。
当時の相談というのは、
主に製造業の派遣労働者の人たちが、
40代以上の男性の方が中心でし
た。
それに比べて、
年越し大人食堂に来られた方も20代から70代までと、
世代が非常に幅広いという特徴が
あります。
特に飲食業を中心とするサービス
業で働いてる人たち、
コロナの影響を大きく受けている
業種で働いている非正規の人たち
が、仕事がなくなっている。
>>厚生労働省によると、コロナの影響で仕事を失った人は、8万
人を超えた。
しかし。
>>隠れ失業者という言い方もあ
りますけれども、今、
コロナの間だけ休んでくださいと
いうふうに言われていて、ただ、
休業補償も十分に行われていない
ケースというのも多数聞いていま
す。
数十万という単位だというふうに
は考えてます。