＞＞一方。
東京株式市場の日経平均株価はき
のう、
３０年ぶりに２万８０００円台を
回復し、
バブル期以来の高値が続く。
雇用を巡る状況はどうなっていくのか。
大和総研の熊谷亮丸チーフエコノ
ミストは。
＞＞雇用というのは、
実体経済から遅れて悪くなりますから、
これからやはり細心の注意が必要
である。
リスクとして、
これから例えば世界的な感染爆発が起きるようなことがあると、最
悪のケースだと、ことしはマイナ
ス成長になって、
そして、
失業率は５％近くまで上がる。
そのときは３００万人以上の方が
失業されるということですから、
この感染の状況しだいで、
雇用が悪化するリスクというのをかなり警戒する、
そして先回りして万全の対策を打
つ必要があると考えます。
＞＞ことしはどんな年にしたいで
すか？
＞＞定職にまず就かないといけな
いってことなんで、
そこを目標に。



＞＞男性が生活の立て直しに意欲を見せるその訳は。
＞＞児童養護施設出身なので、
もともと親がいなかったものですから。
ちょっと、
コロナっていうのもあるんですけど、
一人でいる時間が長かったんで、
家族を持ちたいっていう思いが強まりました。
＞＞伊藤さん、
今この国で何が起きているとお考えですか。
＞＞本当に格差がこのコロナをき
っかけに、
さらにやっぱり広がってしまった
なという感じがするんですね。
今回の緊急事態宣言で、恐らく今、
８万人ですけれども、
もっともっと失業者というのは増
えるし、
本当にやっぱり、
社会的弱者の方がもう直撃をされるわけですね、
この方たちが職がなくなるという
ことは、
本当に命にも直結することだと思
いますので、
一律１０万円のような給付という
のは必要ないと思いますけれども、
こういう方々にすぐに行き渡るよ
うな仕組みというのを、
一刻も早くやっぱり作っていただ
きたいなと思います。
＞＞一方で五郎さん、株価の上昇、

なんかすごくいびつな感じがしますよね。
＞＞そうですね。
なんかね、一律１０万円、
私は反対だったんですけども、
本当に大変な人は誰なのかということをね、見極めながら、
やはりこの場を耐えるためのやは
りお金というのは必要なんだなぁ
という気はしますね。
＞＞さあ続いて、
アメリカの民主主義は一体どこに
行くんでしょう。
＞＞日本時間きのう、突然、
事実上の敗北宣言を発したトランプ大統領。
その背景には。
首都ワシントンにあるアメリカ連邦議会議事堂前。
日本時間おととい、
議事堂内にトランプ大統領の支持者たちが、
次々と乱入する異常事態に。
そして。
議事堂に銃声が響く。
地元メディアによると、この混乱の中、
女性１人が警官による銃撃を胸に
受け死亡。
ほかにも警官を含む４人の死亡が
確認されている。
この日、議会では、
大統領選挙の結果を確定させる手続きが行われていた。
トランプ大統領の支持者たちは、
これを妨害しようとしたのだ。
扉の前では警官が銃を構え、侵入

者を威嚇。
議員らは避難し、議会は中断され
た。
実はこの侵入の直前。
トランプ大統領は演説で支持者らに議会に向かうようあおっていた
のだ。
この事態にバイデン次期大統領は。
トランプ支持者たちは一時、
議場内にも侵入したが、州兵が排除し、
議会は再開。