６０分を通した戦い方に
たけたチームなんですが、やはり
前半からしっかりとゲームをつく
っていくということも考えていう
と、風上を取ってエリアもうまく
使いながらということですよね。

ということですよね。
でも、桐蔭学園の場合は非常にボ
ールキープ力が高いので、京都成
章としてはどこの時間帯、どうい
ったエリアでボールを奪うのかと
いうことが非常にポイントになっ
てきますね。
（実況）さあ、裏へ出ました。
一気に前に出ます。
センターの榎本が突破してこのイ
ーブンボール、足にかけた京都成
章。
戻された桐蔭学園です。
激しい攻守の入れかわり。
また佐藤が行きました。
再び、桐蔭学園が京都成章陣内に
入っています。
ゲスト解説山中さん、京都成章の
ここまでの
ディフェンスぶりはどうごらんに
なりますか。
◆しっかりと前に出れていて、
相手のアタックを止めれているのでいいと思いますね。
（実況）両チームこのゲームに臨


むに当たってのキーワードは我慢
です。
今守っている京都成章、湯浅監督
はチャレンジャーとして思い切っ
て戦うだけ。
苦しい時間帯が長いと思うが、そ
こでどれだけ我慢できるか。
まさに大畑さん、今の時間帯です
よね。
（解説）そうですね。
でもここターンオーバーですからね。
これはチャンスですよ。
成章、ここからの切り返し、非常
にいいですからね。
（実況）しかもアドバンテージを
もらっています。
逆に京都成章が桐蔭学園陣内に入
ってまいりました。
さあ、スタンドオフの大島。そして右へ展開。
右ウイングの中川。
今大会７トライです。
一気に来ました。
ゴール前１２ｍ。
京都成章、追加点のチャンス。
そして、ロックの本橋。
１９３センチ。
ターンオーバー。
アドバンテージをもらって、自陣
ゴールライン前からの攻めです。
右ウイングつかまえました、京都

成章です。
ゲストの橋下徹さん。
激しい攻守の入れかわり、いかが
ですか、ここまで。
◆でも成章はピラニアタックル。
色が分かりやすいから、ボールの
ところにぱぱって群がっていくよ
うな感じがすごい印象深いですね
。
（実況）風上の桐蔭学園。
まずはタッチで、
京都成章ボールのラインアウトに
変わります。
このノックオンからのターンオー
バー。
そして、一気に中川の突進で相手
陣まで深く入った京都成章です。
（解説）両チームディフェンスか
らのボールの奪い方というのは対
照的ですから、成章としては
こういった形のプレッシャーで相手のミスを誘う。
桐蔭学園としては接点丸ごとその
まま越えてボールを奪っていくと
いう形なので、見てもらったら分
かりやすいかと思いますね。
（実況）京都成章のキャプテン藤
野も
うちのディフェンスでどれだけ桐
蔭さんのミスを誘えるか。
そして、それを

どれだけトライにつなげられるかというテーマをゲーム前に上げて
いました。
この第１００回全国高校ラグビー
大会決勝戦です。
イーブンボールですが、ここで笛
。
レフリーの加藤さん、ノックオンを取りまして、京都成章ボールの
スクラムです。
前半の１分に京都成章、ペナルテ
ィーゴールで３点を先制。