2021/01/09(土) 14:00〜15:24 KOBELCOスポーツスペシャル 第100回全国高校ラグビー大会 決勝[字]
そこからはゲームが膠着していま
す。
こちらがキャプテンの辻野。
前の準決勝ではセンター松澤の負
傷でセンターに入っていましたが
、
きょうはその松澤がセンターに戻りまして、辻野がフルバック。
準決勝で
フルバックを務めていた小林が左ウイングということで、
いつものメンバーに戻っている京
都成章です。
さあ、体重では1人平均6キロ下
回る京都成章。
また桐蔭学園、プレッシャーをか
けますが、ボールはキープ。
宮尾がボールを持ってセンターの
松澤。
85キロのセンターです。
大畑さん、ここまでの京都成章のアタックですけども、
非常に9番宮尾、10番大島の攻
撃的な姿勢ですね。
(解説)この9番10番がリズム
を作るのがうまいんですよね。
少し、宮尾君がスペースを見つけ
てためた後に大きな選手が走って
きたりときには
早くボールをさばいたり。桐蔭学園としてはこの9番10番
のところでリズムを崩したい、
(実況)細かいパスをつないで
フルバック辻野のパス、前でとめ
ました、桐蔭学園、
ターンオーバー。
また攻守が入れかわりましたが、今度はパスが乱れています。
タッチライン際。
フルバックの矢崎、1年生です。
一方、桐蔭学園のバックスで言い
ますと、今ボールを運んだフルバ
ックの1年生矢崎。
それから左ウイング11番、
同じく1年生の松田。
大畑さん、この1年生コンビです
ね。
(解説)桐蔭学園で1年生から出てるってそれだけですごいですよ
ね。
(実況)ターンオーバーです。
スクラムハーフの宮尾。
またボールを前にはじきました。
そしてまたノックオンのアドバン
テージでターンオーバー。
これまた…。
(解説)桐蔭学園のほうが手についてない感がありますよね。
(実況)ハンドリングミスの数が
ちょっと桐蔭学園が多いような感
じでしょうか。
◆きょうかなり気温が低いんでね
、手がかじかんでいるのかな。
(解説)風も結構ありますしね。
(実況)きょうも最低気温が氷点
下、冬日となった大阪です。
◆こんなに両チーム、
ノックオンしないと思うのでね。(実況)ただ、こういう状況です
と、
ゲスト解説山中さん、
どちらがハンドリングで正確性を
取り戻すかということがテーマに
なってきますか。
◆そうですね。
基本的なところに戻ってしっかり
コミュニケーションをとって、
早くパスをもらうだったりとか、
そういうコミュニケーションをと
るというのは大事になってくると
思いますね。
(実況)お互いにターンオーバー
という
持ち味は出している中で、ハンド
リングミスが目立つ序盤の展開で
す。
(解説)でも、無観客とはいえ、決勝戦ですからね。
そらもう緊張もしますよ。
(実況)ゲスト解説の山中さんは決勝の緊張感というのは
選手のときはどうだったんですか
。
(解説)すごく緊張しましたね。
僕たちも前半すごい緊張していま
したし、でも、後半ぐらいから
何というんですか、なれてくるので、いい流れにはなったんですけ
ど、前半の最初は
多分緊張はすごいしてると思いますね。
(実況)山中さんが東福岡と戦っ
た86回大会の決勝戦は前半は0
対0でしたね。
◆はい。
(解説)まあ、
視聴率ナンバーワン男ですから。ねっ?
◆ありがとうございます。
(実況)おととしのワールドカップの話ですね。
(解説)大舞台に強いですから。
(実況)さあ、桐蔭学園。
自陣深いところからアタック。