お城博士ちゃんと
お城大好き、沢村一樹が行く

姫路城、非公開エリアツアー＞
＜博士ちゃんが
どうしても見たい
日本で唯一のお宝の他に
更に３つの非公開エリアも特別に見せていただける事に＞
響大君：まだ…。
響大君：はい。沢村：はあはあ、はあはあ。
響大君：あそこの角の石垣
ある積み方になってるんですが
あの積み方をなんて言うか
わかりますか？
よーく見るとわかるんだけど
四角いやつと…。
伊達：やっぱり好きなんですね。
＜さすがは、お城好き＞
＜すぐに、石垣の特徴までは
わかったが…＞
沢村：正長積み。


響大君：ブブーッ！
あれはですね
算木積みといいます。
沢村：「サンキ積み」？
響大君：「サンギ積み」。
あれは、実は
直方体の石の短辺と長辺を
重ね合わせてるんですよ。
こうする事によって…。
＜２人は
１つ目の非公開エリアを目指し
早速、城内へ＞
＜しかしお城が好きすぎる博士ちゃん＞
＜すぐに足を止め
熱く語りだす＞
響大君：丸とか、三角とか
長方形の穴、見えますか？
沢村：うん、見える、見える。
響大君：あれはですね
狭間といってですね
鉄砲や弓矢を撃つための穴なんですよ。
沢村：横からも撃たれるよ。
響大君：横からも撃たれる。
更に、あっちからも撃たれる。
沢村：あっちからも撃たれる。
これさ、不思議なんだけど
形がいろいろあるのは、なんで？
響大君：丸と三角は、穴が
ちっちゃいから鉄砲を撃つためで
長方形は、弓矢を撃つために

長くなってるんですよ。
沢村：待ってよ。あの四角い
縦長の四角は弓でしょ？
響大君：はい。
沢村：どっちも鉄砲？
響大君：丸、三角は鉄砲です。
沢村：どっちも鉄砲なんだ。
＜すると、ここで突然クイズ＞
響大君：丸と丸だけでもいいじゃないですか。
なんで、丸と三角があるか。
ここがポイントですね。
沢村：あれじゃない？お城の中に
派閥があったんじゃない？
響大君：いやいやいや！
＜さあ、サンドさん、愛菜ちゃんなぜ、同じ鉄砲でも
丸と三角、２つの穴の形があるか
わかりますか？＞
伊達：丸は遠くから撃つ。
響大君：はあ、はあ、はあ。
三角は、四隅があるから
鉄砲が、こう、ずらせるから。
ああ、なるほど。
そういう風に使い分けていた？
使い分けたんじゃないかな。
使い分けたという風な点では合っていますね。
使い分けたという点では
合ってる？
富澤：だから
こっち側のとこで…。
＜正解は…＞

響大君：丸の穴だけ撃って次、三角の穴が撃って。
響大君：それはですね、でも…。
沢村：こりゃきついよだって、甲冑、重いから。
伊達：撃たれまくってるからな。
＜先ほど見ていた狭間を、今度は内側から、のぞいてみると…＞
沢村：これは
こうなってたんだ！
響大君：ああ、そうです。
狭間です。
伊達：こうなってるんだね。
富澤：なるほど。
響大君：ここも鉄砲で。
響大君：そうなんですよ。沢村：ねえ、山なりに。
響大君：っていう風に
考え尽くされてるんですよ。
沢村：すごいね。
響大君：はい。
＜非公開エリアまで、もうすぐ＞
＜続いて、２人がやって来たのはにの門＞
沢村：もうすぐじゃん！