タモリさん いらっしゃったことはありますか?
あ~ もう 十何年前かね…
え?こうやってね→
こうやって見ると…
あっ 書いてありますね。
おお~!
おお~!
「見ないで下さい」と言われてました。
ここは 俺 来なかったね。
あ そうでしたか。
うん。
今回の舞台は 天橋立。
いやぁ 絶景ですねぇ!
天橋立があるのは 京都の日本海側。
南北に伸びる 細長い陸地です。
そして 今 タモリさんがいるのは
そんな天橋立の南側。
絶景を見下ろせる展望台です。
股のぞき やってみようか。
フフフフッ。
こうやって見るんだろ?この股から のぞくんですか?
うん…。
え?
どうですか?
(笑い声)
やってみ。
なんか ちょっと 頭クラっとくるよ。
こうして…。
そう。
おお~! ちょ ちょ…。
ちょっと クラっとくるだろ?(笑い声)
でも すごい。
すごいね やっぱり。
きれいなとこですね。
あっ こんにちは。こんにちは。おはようございます。
河森一浩と申します。
天橋立一帯の研究を行う 河森一浩さん。
町の歴史をたどるツアーの
ガイドもしています。
十何年前に来たんですけど…
もちろん 高いとこはのぼりませんから。
いやいや来たら
すごかった。
これはね…
こっち側につながったと。
こういうのと こういうのが ぶつかって→
更に 堆積作用が。(河森)そうですね。
天橋立は 「砂州」と呼ばれる地形。
東西の海の流れに乗って運ばれてきた砂が→
ちょうど この場所でぶつかって
できたと考えられています。
全長 3.6km
およそ6,000本の松の木が並んでいます。
何に見えました?
え? 何に見えましたって…。
え~?
正解です。あ~ そうですか。
え~! 当たっちゃった。 すごいですね。
実はですね…
(河森)少し ご覧頂けたらと思います。
ひっくり返しますと…。→
このような感じに。
いかがでしょう 龍に見えます?
まあ 龍…。
(河森)はい。 恐らくそういう見方なんだろうと思いますね。
(河森)天橋立といったら
最も親しみ深い…。
あっ 来た。
ん? 来た。 来たね。
何だろうな?
「なぜ人々は 天橋立を目指す?」。
あ~ そうそう。 そうですね。
松島。 宮島。
(河森)そして 天橋立。
では タモリさん…
大正解です。
これは 江戸時代の儒学者貝原益軒の記録です。
天橋立の景色に感動して→
「日本三景の一つになるのも納得だ」と書いています。
そして ここには
景色をどこから見たかも→
書かれているんですが…。
「成相寺」に向かう… 「坂」?
実はですね…
あれですか。そうなんです。
そうなんです。 つまりですね…
はい そういうことになりますね。
いや 行きたいっていうわけじゃ
ないですけどね。(河森)いやいや…。
では 早速なんですけども…
対岸の方に行ってみたいと思います。え~!え~!
行くんですって。
行くのか…。
(笑い声)
始まりました 「ブラタモリ」!
今回の舞台は 海の京都「天橋立」。
白い砂に松の木が並ぶ「白砂青松」の美しい景色。
日本三景の一つにも数えられる
この場所は→
年間300万人が訪れる 人気の観光地です。