前線でボールを失っても
そのあと、すぐプレスにいけてる、
切り替えが速いから
ボールを回収できていますよね。
川上≫プレッシャーを受けても落ち着いてかわすことが
全ての選手ができるんですよね、
どうですか、
女子サッカーのレベルは。
中山≫上がってますよね、確実に。
川上≫見ていて
おもしろいですよね。
中山≫作陽も押し込まれてるんで
すけど、かなり前線からプレスされ
ても
慌てることなく相手の動きをしっかり見てかわして
攻撃につなげているというのが、見
ていてすごいなと思います。
大竹≫２番の本多選手がボールを

持つと、中にカットインしたりとか
縦に突破したりとか、チャンスがで
きるので、
２番、１１番、触ると作陽は
チャンスができますね。
≫８番の井手段祐有は昨年は
オウンゴールがありました。
自身のオウンゴールによって
チームは３－０で
１回戦の敗退でした。
その自分のオウンゴールを許してしまったそのシーンを
携帯に保存もして、


１年間見続けてきました。
その悔しさがあってこの決勝の舞
台に上がってきました。
中山≫まさしく臥薪嘗胆ですよね、
四文字熟語ですよ、それこそ。
≫井手段選手のお母さん、江利子さ
んがスタンドに来ています。
とにかく娘は切り替えが早いんだ
という話です。
去年のオウンゴールなど、お母さん
１点決めたねと笑って返したそうなんですね、それで前を向いている
ので、
動画を見ながら、多分本人も前を向いていると思うと
お母さんは話していました。
≫失敗のシーンを１年間保存して見続けるということは、
なかなかできないと思いますが。
中山≫自分に甘さが出たときに、それでいいのかと思い返すために
自分、人から言われるのって結構む
かつく部分もあると思うんですけ
ど
自分でそれを自分に投げかけられるというね、
それが必要なんですよね。
大竹≫思いの強さが強いですよね。
≫現実を受け入れて。
大竹≫しかも、それを１年間この舞台に立つためにという
その強い思い、それだけの思いで、
作陽に入って、
日本一を目指しているんだなと
思いますね。
中山≫ふりから見るとシュートで

すよね。
ただ、そこにはしっかりと６番の
齊藤桃花がキーパーのところに
寄せてますよね。
≫すばらしいスルーパスでしたね。
中山≫相手の出先をくじくという
か
相手はサイドのプレーヤーにプレ
スいこうとした瞬間ですよね。
大竹≫１３番、窓岩選手は
スピードがありますからね。
中山≫速いですよね、その特徴をし
っかり把握してるから
あそこにパスを出せるんですよね。
大竹≫次のことをしっかりイメージしながらプレーできてますよね。
≫川上さん、ここはチャンスでした
かね、コーナーキック。
川上≫その前の窓岩選手のプレー
がありましたけれども、
彼女、今、３得点ですよね。
あと１つで得点王になれるかもしれないというところなんですよね。
≫現在、４ゴールがちょうど
得点王争いのトップです。
帝京長岡の末次選手、
１年生が現在トップです。
そこに並ぶかという、藤枝順心高校
の１３番の窓岩日菜です。
≫山本恋菜。
中山≫いい飛び出しましたね。≫３年生がブロックしました。
１年生の中野、飛び出していきまし

たが、
ゴールキーパー・山本恋菜。
すばらしいスルーパスでした。
大竹≫でも１番・山本選手、勇気あ
りますよね。
≫藤枝順心のゴールキーパー、
山本恋菜も
サッカー人生最後のゲームを迎え
ています。
前半が終了しました、全日本高校女