後ろに人数をかけている分、どうしてもね。
あとはキックの飛距離ですよね、
長い距離を蹴れないと遠くも見れないところがあるので、
近場近場になってしまっているの
かなとも感じますね。
川上≫作陽の方はシンプルにとい
う指示なんですね。
シンプルにいこうとしてるんです
けど、
パスコースにしっかりと


順心の選手が
コースを切りに入っているんです
よね。
大竹≫池田監督から前を向こうと
いう声が飛んでいましたけど、
いつもだったら、例えば準決勝だっ
たらもうちょっと
奮起してたのかなというところが
ちょっとガクッと来たのかなというような
出足の遅さにつながっているかな
という印象もあるので
もう一回ここで、３失点は忘れて
頑張ってほしいですね。
中山≫監督からシンプルという言
葉が出てるってことは
まだまだシンプルにやるためには
周りがしっかりと
動かなければいけないんですね。

そこの動き出しが遅いのかもしれないというところですよね。
しっかりとボールが移動するたび
にポジションを変え、
そしてフォローの角度とか考えて
入っていくことが必要になってき
ますね。
大竹≫作陽がちょっと集中が切れてしまっているので
今もちょっと出遅れてしまってい
るんですよね。
逆に順心は集中がきいているので、
切り替えが早いですよね。
もう１回、ここでしっかり作陽は声

掛け合って
集中をするところが
大事になると思います。
入り方をいろいろ変えてくるから、
守備もしづらいですよね。
川上≫作陽のベンチ裏では
交代した井原あおい選手ですね、
ちょっと大粒の涙を流してね。
≫３年生最後の舞台でした。
≫後半に一気にスイッチを上げて
きました。
ここで給水タイムです。
いよいよ中山さん、残り半分ということになります。
中山≫ここで気落ちしがちですが
そこをぐっと踏ん張って
ここからまた更に戦っていけるか、
作陽の選手たちにとっては覚悟を見せてもらいたいですね。
ここに立ってるんだ、こういう状況
でも私たちは
ここに来たんだ、私たちの
プレーをここで披露するんだ、
表現するんだというものを持って、
ここからの給水タイムのあと、
見せてもらいたいですね。
≫これが２点目のシーンです。
１４番の斉藤花菜。
そして２点目。
１８分には高尾のすばらしいゴー
ルが決まりました。
中山≫シュート前、見ていますから

ね、
キーパーの位置、ゴールの位置。
≫キャプテン・柳瀬、副キャプテンが９番の高尾真莉奈です。
２人は３年間、
寮生活で同じでした。
その２人が今同時にピッチに立っ
て、高尾にゴールが生まれました。
キャプテン・柳瀬楓菜の手には
８という文字が書かれています。
この８は磯部美夏さん、
同じ３年生がピッチに立つことができませんでした。
１２月１３日、前十字靱帯の断裂が
あって
結局、ピッチに立つことは
できませんでした。
センターフォワードの１番手とし
て
ピッチに立つ予定でしたが、
現在はスタンドから見つめている。
その８番という文字が１０番の柳
瀬楓菜の
手の甲には書かれています。
磯部美夏は、１年生、２年生のときにもスタンドでした。
３年生、いよいよレギュラーでピッ
チに立つかというときに
１２月にけががありました。
中山≫つらいですよね、ただ、そこまでやってきた思いを
やはりピッチにいる選手たちは
感じているだろうし
それをどこまでピッチ上で