大事にしたいという？
中山≫セットプレーは
止まったボールで、
自分たちでやってきたことが落ち
着いてできることですから
そこは大事にしてきたということ
がうかがえますよね。
≫ただ、藤枝順心も無失点で
ここまで来ているという
その堅さも感じます。



中山≫しっかりボールには反応していますよね。
大竹≫落ち着いてますよね、一人一
人が自分のマークをしっかりと
見失わないということも
できていますよね。
≫３年前も無失点優勝がありまし
た。
昨年の優勝も実は
１点しか失っていません。
ですからこの選手権の舞台では
攻撃の部分が注目されるんですが、守備の部分が
藤枝順心は効いているんですね。
大竹≫全員で守備をするという前線からのプレスだったり
組織で守るところが
順心のよさであり、高校生なんですけれども、チーム全体として
大人のサッカーをする
印象がありますので
そういった部分と、意識ですよね、
無失点で終わらせるという選手一人一人の思いが
しっかりとプレーで表現できてい
ると思います。
大竹≫作陽は１１番の兼島選手も
ボールの持ち方がいいので
彼女のスピード、どんどん、もっと
もっとボールを
受けていいと思います。
≫前線１１番の兼島琴未がワントップで入っています。
自分の武器であるスピードを得点
したいと話していました兼島です。
ファウルがあって、

藤枝順心ボールです。
≫井手選手は昨年は実は前回の準
々決勝で
前十字靱帯の断裂があって、決勝の
舞台に立つことができませんでし
た。
今年の１０月までリハビリを行って１１月から復帰をして
初めての決勝の舞台に
立っている選手です。
大竹≫作陽は準決勝のときは縦に
蹴るイメージがあったんですが
つなぐ意識が今日は
非常に出ていますね。
ただ、前でつなぐっていうことがで
きると、
もっと中盤アタッキングゾーンで
ボールを支配できるといいので
後ろでつないでいくのはいいんで
すけど、
そうすると、プレスが
かかってきてしまうので
もうちょっと前にボールをおさめ
たいですよね。
川上≫１１番の兼島選手辺りに
ボールがうまく入ればいいですね。
大竹≫あとは８番の井手段選手が
的になれるので
もうちょっと前線で顔を出して
キープしても
いいのかなと思いますね。

≫浅田幸子のシュートがありました。
左サイド、わずかに外れていきまし
た、
中山さん、すばらしかったですね。
中山≫すばらしい、芯食っていますよね。
≫１年生は今年非常に苦しんで
なかなか練習がありませんでした。
練習が再開されたのが６月ですか
ら、
非常に悩んだ１年間でしたが、レギ
ュラーとして入っています。
給水タイムです。
感染症対策で試合中にボトルで給水できないために
給水タイムを設けています。
更に兵庫県・ノエビアスタジアム神戸で開催されているこの試合は
新型コロナウイルスの感染拡大防
止に向けて
入場時の消毒、検温、
マスク着用や
観客席での応援方法の制限など
さまざまな対策を実施しています。
こうやって感染症対策をとりなが
らという決勝の舞台になっていま
すね。
中山≫いろいろなことで制限されていてやりづらさも
あるのかもしれないけれども、
その中でどう工夫してやっていくかというところが
試されているところですよね。
≫いつもであれば藤枝順心高校、全校生徒の応援があるんですが、
今年はありません。