肺炎の像が両方の肺に見られたんだと。
陽性が判明して
入院相当だったんですが
本人の希望などから
保健所の判断で自宅療養になった。
実は、神奈川では
入院の判断をスムーズにするため
神奈川モデルという
スコアを作ってるんです。以前、お伝えしたことが
あると思うんですが
なぜ、今細かく２つの肺とお伝えしたかというと
検査による
肺炎像の程度というのが
片側、２分の１以下で３点。
両方ありますからこの男性は
これだけで６点になります。
加えて６０代以上ですから
２点加えて
８点となるんですが
患者急増期において


合計５点以上が
入院の目安ということで
明らかに神奈川県モデルに照らしても
入院すべき症状が
出ている人だったわけです。
これは３日の判断でしたが
５日以降
ＡＩによる２回の安否確認。
自動音声で電話がかかってくる
というものですが
応答がなかったわけです。
本来は、ここで
応答がない人については
対応しないといけないんですが
データ入力漏れにより
職員が電話確認をしなかった
ヒューマンエラーも
起きてしまいました。
翌６日、親族が
自宅で倒れているのを
発見し、死因は新型コロナによる
肺炎であったことが
分かったということです。
これを受けて
黒岩知事の一昨日の発言
県としてやれることを
やり切れなかったことを
心からお詫び申し上げる。
１２月に
宿泊療養施設が亡くなってから


健康観察、安否確認を
強化してきたが
今回、自宅療養で亡くなられて
痛恨の極みです。
保健所の負担は、まさに
限界を超えているのが現状。
これだけの激増に対応できる
体制ではないとおっしゃいました。≫松本さん
先日、神奈川は
９９７人でしたっけ
感染者数を確認されるなど
心配ですね、神奈川県。
≫正直言って受け皿となる医療機関は
ほぼ埋まってると思います。
そして、対応できるような
保健所の能力もかなり超えた人が
とにかく増えていますので結局、残念ながら
連絡もなく
自宅待機のままという方が
どんどん
これから増えていくということに
なるんじゃないかと思います。
≫タカさん、神奈川の場合は伊藤さんが紹介したように
独自のああいう基準を設けて
やりくりをしようって
先んじてやっていた
県ではあるんですけどね。
≫ただ、それを
完全に上回る状況で
感染者が拡大してて

恐らく神奈川県では
もう対応の限界に
来ているんだというのが
我々にも伝わるので
これを受けて
国がどれだけ早くどういう形で
手を差し伸べることができるのか
っていうのを
本当に示してほしいなと。
神奈川県で、この状況だけど
神奈川県だけでは絶対にないわけで
今後、全国に広がっていくと
考えた時には
本当に一刻の猶予もないぞと。
何ができるのか
まだ分からないんですけど
何かをしなきゃいけない
状況なので
それを、とにかく速やかにやってほしい。
≫結局、感染者を減らすイコール