2021/01/11(月) 22:30〜23:15 逆転人生 選「ヤマユリ咲き誇るゴミ処理場」[解][字]


火の車の経営を何とかしようと懸命に働くうち→
私は次第に
家庭を顧みない生活に陥っていきました。
お子さん ちっちゃいのに。
ただいま。
ごめん 遅くなった。
俺も あした早いから もう寝るわ。
(ため息)

ずっと応援してくれていた夫もついに限界に達し→
私たち夫婦は
離婚することになったのです。
(3人)ええ~っ!?
♪♪~
いやぁ…。
こういう空気になりますよね。そうですね。
ここが一番やばいところだろうなって→
思ってるとこから どんどん どんどん…。(田中)下がってってるし。
いや 石坂さんご本人も 見てて→
その時のこと思い出してつらくなってきてしまったっていう。
やっぱり 胸いっぱい…。


(田中)泣いてるじゃないですか。
胸いっぱいみたいなね。
(田中)え~ どんだけ つらかったか。
つらいですよ。 闘っても どんどんね
周りから人は離れていくわけで。
旦那さんまで離れていく。
この時の孤独さっていったらひどかったんじゃないですか これ。
そうですね。 やっぱり こう…→
仕事のことで 何とかしなきゃいけないって気持ちの方が→
もう ほんとに 心が
全部そちらに奪われてしまっていて→
家族は大丈夫っていう
変な安心感というか。→
それに やっぱり 対話の不足も含めて→
少しずつ 生活のすれ違いが出てきてしまったのかなって。
お子様は どうされてたんですか?
お仕事の時は。
シッターさんに預けたりとか
そういう形をしながら 何とか。
はぁ~ 大変だったでしょ でも。
帰ってきて 子どもたちのおむつを洗ったりして それを…。
やることやって 自分が寝る時間は
もう零時過ぎてますし→
今度 朝には
子どもたちのお弁当を作ったりとかする。
早く出勤しなきゃいけない
っていう形だったので→
ほんとに忙しすぎて あまり記憶がない。
へえ~。 
(SHELLY)ワークライフバランスって

今 よく言うじゃないですか。
それって ワーク ライフっていうふうに
あんまり なってないっていうか→
もにょもにょ… っと こう
何となく忙しく→
今やること 今やること
今これ 今これっていうのを→
ただただ こなしていくだけの毎日に
なっちゃうところありますよね きっと。
定松さん…
(定松)住民の側からするとですね…
もう一つ
一般的な話として あるのはですね→
産業廃棄物は…
そうすると やっぱりどうしても→
なんで うちで処理しなきゃいけないんだ
みたいな反発が→
どうしても強くなってしまってですね
そういうことがあって→
運動が継続したっていうのが
あると思います。
そうなんですよね。
これは 東京に住んでる我々が→
石坂さんと地元の方々の対立を
起こしてしまってると言っても→
まあ 過言じゃないんですよね。
(SHELLY)そうですね。
何やっても周囲から嫌われる
っていうことに関してはですね→
プロフェッショナルがいるんで 田中さん。

(笑い声)
確かに 俺も
なんも悪いことやってないんだよね。
嫌われのスペシャリストが。
ほんとに… それはお互いさまで→
同じ道を歩んできてるでしょ。
歩んできましたけど→
こればっかりは やっぱプロがね。
どうだろう。 だから→
とにかく もう 俺の場合は
あまりにも言われたら…
よくブチ切れずにやってるなっていう
気持ちになっちゃうから。
だから 分からないんですよ。
ブチ切れればウケるから 僕の場合は。
それこそ ほんと
切れないのって難しくないですか?
正直言って あまりにも悲しすぎて…。
怒りにならないんですね。(典子)ならない。
悲しさと寂しさが込み上げるというか。