っていうのが　これで分かりますよね。
あと　やっぱり　廃棄物は出続けるのに
やっぱり　一方で　この仕事を→
社会全体が評価していく
っていう動きにならないと→
働く人たちも変わらないし
社会構造も変わっていかないし。
やっぱり　そういう部分でいうと
変えたいと。
変えましたね　見事！
ありがとうございます。
ほんとに　みんなの大逆転。

住民の方からしても大逆転ですよ。
町を変えてくれたわけですもんね
一緒に変えてった。
定松さん　どう考えてますか？
反対運動なんかも大きかったからこそ石坂産業さんも　こう→
先進的な企業に転換していくことができた
っていう面もあると思うんですよね。
もう一つですね
産廃業界だけが変わるんじゃなくて→
やっぱり我々の方も変わらないといけない
面があるんじゃないかと。
ああいうふうに取り組みを
環境対策ですとか　地域貢献とか→
そういうことをやろうとすると　やっぱり
コストが　かかるわけじゃないですか。→
ゴミを出す側が　安い方がいい
安い方がいいって　やっちゃうと→
やっぱり　そういう先進的なところが


生き残っていけないわけですね。
消費者側が　買う責任みたいなものを
ちゃんと負わないと→
こういうふうにゴミを処理してる
っていうことを　ある程度…→
だから　この商品は
ちょっと割高なんですよっていうものに→
お金をかける
っていうことをしていかないと→
そういう会社が　どんどん
潰れちゃうってことなんですよね。
今もね　里山の保全
続けていらっしゃるんですもんね。
今　ほんとに　日曜日とかには→
小学生たち含めた親子連れが５００人ぐらいとか来てくれるようになって。
里山の新しい使い方になってきてるんじゃ
ないかなって思うんですよね。
そういうことを体験すると　多分→
今　ＳＨＥＬＬＹさんが言ったみたいなことに対して→
目を向けてみようとかなりますもんね
ゴミって　どういうことなんだろうとか。
いやぁ　これ　田中さん
俺たちの解決策が見えましたよ。
とりあえず　ここら辺に…
（田中）ヤマユリつけてたらやばいやつだと思われる。ホタルを…。
会社の周りの里山には
今日も多くの人が集まっています。
（田中）きれい。
（ＳＨＥＬＬＹ）ほんとですね　広々してて。
住民運動のリーダーだった関谷さん。

今では　何でも話し合える仲になりました。
一緒に？　え～　そうなの？
林さんご夫婦も　かつては住民運動のメンバーでしたが→
今では　一緒に
里山保全に取り組む仲間です。
５年前　うれしいことがありました。
林さんの娘さんが　就職先に私の会社を選んでくれたのです。
どん底の時は
３０人にまで減ってしまった社員。
若者たちが
リサイクルに興味を持ってくれて→
今では　１８０人に増えました。
新米社長の時は随分　反発されましたが→
少しは板についてきたような気が
しています。
人々が集う　里山の中の産廃処理場。
今日も胸を張ってゴミの山と格闘しています。
2021/01/11(月) 22:30〜23:15
ＮＨＫ総合１・東京
逆転人生　選「ヤマユリ咲き誇るゴミ処理場」[解][字]

所沢の野菜がダイオキシンに汚染されているという報道をきっかけに、住民から立ち退きを迫られた産廃処理場。今では敷地内にヤマユリが咲きホタルが飛び交うようになった。

詳細情報
番組内容
埼玉・所沢のダイオキシン問題。その後に起きた奇跡の逆転劇を紹介する。所沢の野菜がダイオキシンに汚染されているという報道をきっかけに、住民から立ち退きを迫られた産廃処理場社長・石坂典子さん。焼却炉を解体する大改革に打ってでたが、住民運動は収束しなかった。しかしゴミの清掃や里山保全活動を始めると、次第に住民との関係が好転。やがてヤマユリが咲き、ホタルが飛び交う産廃処理場に生まれ変わった。
出演者
【司会】山里亮太，杉浦友紀，【ゲスト】産廃処理会社社長…石坂典子，【解説】東京大学特任准教授…定松淳，【出演】ＳＨＥＬＬＹ，田中卓志，【語り】高島雅羅


ジャンル :
ドキュメンタリー／教養 – 社会・時事
バラエティ – トークバラエティ