このね　銀ちゃんが　島田さんに→
いつになく真剣な表情で

相談しに来たんや。何？
何も言わずに　１０万円を貸してくれ。
１０万円…。３か月後に　絶対　返すから。
あら　それ言われて
島田さん　どうしたんよ？
コロナで困ってはるんやろな
ということで→
借用書を書くというのを条件に
承諾しはった。
はあ～　貸すと。
ほんで　まあ　後日→
「ちゃんと書いたよ」って
借用書を封筒に入れて→
島田さんとこ持ってきたんや。
ああ　よかった。
そやけどね　そん時に　島田さん　中身を
ちゃんと確認してなかったんやて。
でも　銀ちゃん


「ちゃんと書いたよ」言うてるから→
ちゃんと書いてたんちゃうの？
（せきばらい）
返済期限なっても
銀ちゃん　来ません。
えっ？
いやいや　でも　その借用書に→
連絡先　銀ちゃんの
書いてんちゃうの？　それ。
いや　ほんで　中身　見たんや。
ほなら「銀ちゃん」とだけ書いてあんねや。
えっ？
「銀ちゃん」って。だから連絡先もないし　ハンコも押してない。
ようよう考えてみいや。
「銀ちゃんと書いたよ」。
銀ちゃん…。
あっ　銀ちゃんと書い…。
あっ　なるほど言うてることは合うてる。
言うてることは合うてるやあれへんがな。
何　考えてんねん　銀ちゃん。
ほんで　大将に相談するやんか。
「借金を踏み倒すような人間ではないと
思うねんけどな。→
ただ　あだ名の借用書には
これ　効果があるんか？」。
それ聞いたら　島田さん心配になるがな。
確かにね。
ただね　やっぱ　あだ名で呼ばれる
というのは羨ましいね。まだ　言うてんの。
やっぱ　ないから　付けてほしいな

というのは　ずっとあるね　これね。
競馬を　みんなで　やるやんか。
うん。
その仲間から　何か
呼ばれてるような感じのことないか？
思い出してみ？
何て呼ばれてたかな？
あっ！　「もうこんちゃん」
「もうこんちゃん」って呼ばれてた。
あるがな　お前。
あるって…。それや　それや！
「もうこんちゃん」　ちょうどええやん。
毛根やろ　ぴったしやがな　お前。
ああ　違う違う違う。
だから　話かみ合わへんな。
この毛根ちゃん違うのよ。
ごめんなさいね。
君　名前なんていうねん？
僕は毛利です。
毛利でしょ。　毛利とコンビを組んでる人を
略して「毛コンちゃん」やがな。
絶対ちゃうやろ　お前。
（笑い）
そのあだ名の借用書は有効なのかどうかを
相談しに　やってまいりました。
お願いします。
（拍手）
＜行きつけ居酒屋で知り合った
銀ちゃんに頼まれたので→
借用書を書いてもらうことで

承諾しました。→
ところが　借用書には→
手書きで「銀ちゃん」と書かれているだけで　ハンコもない＞
＜…と言われたけど　この借用書は有効？＞
それでは　今回も相談員とゲスト　一斉に　パネルオープン。
花子相談員は「有効」→
吉弥相談員とゲストの辰巳ゆうとさんは「無効」ということです。
これは　無効ですか？　あだ名が確か
「はったりインテリ」さんでしたね？
私？　はったりインテリ？
はい。
言われたことないです。
あなた　神戸大学出て　インテリやねんけど→
ここで言うこと　はったりばっかりやから
はったりインテリ。
これね　間違いないです
今回の私の意見は。ああ　そう？
あだ名って。　ハンコも　住所　電話番号
連絡先もない借用書が→
有効なわけないじゃないですか。