2021/01/12(火) 18:45〜20:54 林修の今でしょ!講座 2時間SP[字]
直接くっつかないように…。
皆さん、納豆食べる時
手がベトベトして嫌だなと思った事ありますよね。
私も、納豆は大好物なんですが
やっぱ、手にベトベトつくのが嫌なので
あのフィルムは、そういう機能が
あるという事なんですね。
今回は、パキッと割るんで
たれ袋がいらないんですよ。
だから
フィルムいらないんですね。
大発明だと思います。
一気に2つ減るわけですもんね中に入れるものが。
<納豆のフィルムをなくし
容器にこだわって人気を得た
金のつぶ
パキッ!とたれ とろっ豆>
<ポイントは、ずばり
フタにたれが入っている事>
<まずは、フタを切り取り…>
<パキッと割るだけ>
<手も汚れず簡単>
<断面を見てみると
フタがへこんで
フィルム代わりになっています>
<こんな便利な容器
どうやって考えたの?>
<パキッと割るだけ!
画期的な容器は
ある偶然から
生まれたそうなんです>
<開発を志した
2000年当時>
<納豆初のトクホ
「ほね元気」
においを抑えた
「におわなっとう」など
納豆菌の働きを生かした
商品開発が主流だった>
<その時
研究者の苅込さんは…>
苅込さん:「何か
納豆という商品の軸を変える
革命を起こす事はできないか?」
<今、何が求められているのか>
<スーパーで
納豆を購入している人に
聞き込みをしたところ…>
津野さん:元々の開発背景は
たれの小袋が
やはり開けづらいですとか
開ける時に手が汚れる
であったりですとか
ここを改善する事で
よりお客様に
食べやすい納豆というのが
開発できるのではないか
というのを考え始めたのが
きっかけです。
苅込さん:「そうだ!」
<早速、苅込さんは研究室で新商品の開発に着手>
<そして、2008年にできた
試作品第1号が、こちら>
<容器を2つに区切り
たれをゼリー状にした事で液漏れも防止>
<これでいけるかと
思われたが…>
発売した当初は
とても面白いって事で
好評を頂いていたのですけども
たれが納豆に混ざりづらいですとか
容器の形が少し変わっていたため
納豆と合わせた時に混ぜづらい
というお客様の声を
多く頂いておりました。
<研究は、また振り出しに>
<たれ袋を使わない方法はないのか?>
津野さん:たれは必要ですけども
たれの小袋がないという
禅問答のような考え方なので
正直、そこの時点でかなり行き詰まっておりました。
<全く新しい容器の開発には
総勢2百人以上18カ月を要しました>
<そして、パキッと開ける
容器のひらめきは
ふとした動作から生まれた>
フタに?
たれの小袋を使わないのであれば
入れられる所はフタしかないと。
フタにたれを入れてみました。
<パキッ!とたれが誕生した瞬間だった>
<18カ月も頑張ったからこそ
生まれた偶然だよね>
<さらに、新たな客層に
人気を広げた秘密が!>
パキッて割る行為が楽しい
っていう事で
実際、朝食べる食卓で
その割る行為であったりだとか
その音が楽しいっていう事で