2021/01/12(火) 23:15〜23:45 セブンルール【お取り寄せで人気!玄界灘で母娘5人で育てるブランド鯛への思い】[字][解]
すてきよね。
お見合いで出会った穂州さんと
二十歳で結婚。
夫の家業だった養殖を
手伝うように。
しかし 結婚から10年後…。
おお~。おお~。
一夜にして…
家業であった養殖は廃業に追い込まれた。
(本谷)すごいな。
その教訓から 月に一度行なうようになったことがある。
いかだの中から鯛を取り出し→
体重 体長を計測。
(福薗)28.9。
そして ウロコの状態もチェック。
二度と同じ悲劇を
繰り返さないためにも→
月に一度の体調管理は
絶対に欠かせないという。
どんぐらい?
1.3ぐらいですか?
36.5。
(青木)ショックですよねでも 養殖で育てた鯛が→
ブウ~ッて浮いて。
あれは衝撃的な…。
もう 全滅するんだ。
そりゃ 減ってくわね。
ねえ。 うん リスクは高いし…。
でも 1,500円が相場の養殖の鯛が→
5,000円になってるって
すごくないですか?
すごい。
(青木)せっかくだったら→
ちょっと いいの
食べますかみたいな感じ…。
評価されて上がってった
ってことですもんね 値段も。
鯛が全滅し→
養殖を廃業した穂州さんは→
水槽を積んだトラックで
魚を生きたまま運ぶ事業を開始。
しかし ようやく
軌道に乗り始めたころ→
穂州さんが交通事故に。
で もう…
あっ 泣きそう。 やばいね。
って言ってて なんか もう…。
事故の翌日 穂州さんは→
家族に見守られながら静かに息を引き取った。
亡き夫の跡を継ぎ
魚の運搬事業を続けた彼女。
しかし 日に日に
ある思いが芽生えてきたという。
最盛期には
14軒あった業者が→
当時は 3軒にまで減っていた。
それでも 5年前→
また養殖業を始めたいと
家族に告げた。
(志織)
そういうときは…
…んですよ。 ははははっ。
海の仕事を始めて37年。
彼女には
毎日 欠かさないルールがある。
祈りを ささげるのは
魚籃観音菩薩。
魚を見守る観音さまなんだけど→
うちのは頼んで鯛にしてもらって…。
夫 穂州さんが 特別に
作ってもらったものだという。
これ。 ずっと…
もともとアパレル業界で働いていた…
穂州さんが亡くなって3カ月後に
博多から戻ってきた。
(志麻)やっぱ…
しかし 母と長女の性格は正反対。
パパパ~ッて…
過去には鯛の味を よくしようと→
勝手に餌を変え
大失敗したことも。
しかし 彼女に懲りる様子はない。
今 彼女が取り組もうとしているのは→
町の棚田で見られる夕日のような
黄金色の鯛を育てること。
専門家の研究を参考に→
サフランの花から抽出した色素を→
餌に混ぜたらどうかと
考えていた。
へえ~。
へえ~。
長女の志麻さんに
そのアイデアを告げた。
無計画による失敗は
絶対に許せない。
(青木)まあね。
あっちも初めてのことやしみんな 初めてのことやけん…
なんか…
ははははっ…
ふふふっ そう…