都内にある別の保育園では今週、保護者の中に
陽性が明らかになったケースが

出るなど
危機感を募らせていました。
≫また、国内で変異種が相次いで確認されていることから
空港での検疫も
重視されています。
≫感染力が強いとされる
イギリス由来や
南アフリカ由来などの変異種。
感染者を必死に減らそうとしている日本において
変異種による感染拡大となれば
医療体制の崩壊につながりかねないとの
指摘もあります。
≫空港の検疫所では今日から
入国・帰国する全ての人に対し
現地を発つ前に行う検査証明書の
提出を求めています。
検査を受けたことを明らかにできなかった場合
検疫所が指定する宿泊施設で


改めて検査を行い陰性であっても
入国後１４日間は自宅などで
待機を求めるということです。
小松≫ここからは
グローバルヘルスケアクリニック
水野泰孝院長にお話を伺います。
水野さんよろしくお願いします。
早速、先生
クリニックには帰国した方で
症状がある方もいらっしゃってる
ということですが
今、何といっても
変異種の不安もある中で
特別な対応というのは
先生のクリニックでは
されているんでしょうか？
水野≫基本的には保健所から依頼があった場合には
ＰＣＲ検査を実施します。
ただ、渡航歴が絡んでくると
その辺りは、かなり
慎重に指示がありますので
１回だけで陰性でも複数回
検査をすることもあります。
小松≫複数回というのは
もしかすると１回の検査では
捕捉しきれないこともあるから
ということですか。
水野≫恐らく、そういう意図が
あるとは思います。
小松≫日本国の

現在の水際対策というのを
ここで確認しておきます。
現在、外国人の入国は基本的にはできません。
一方でビジネス関係者
こちらには短期の出張
そして長期のビジネスでの
滞在者が含まれます。
こういった方については
１１の国と地域
ご覧の地域の方は
ビジネス関係経済を重視する観点から
入国が認められています。
ただ、条件があります。
今日から義務付けられているのが
出国前の陰性証明。
そして、緊急事態宣言後は
入国時のウイルス検査。
更に入国後１４日間の
待機ということになります。
水野先生、この日本の水際対策は
この時点で
どんなふうに評価されますか？
水野≫現在、ようやくこういった複数のチェックポイントを
入れているとは思うんですけど
ただ、実際に
ビジネストラックが
あと、レジデンストラックが見直されたのは
昨年末なんですよね。
それより前はある程度、外国人ですとか
あるいは、いわゆる

日本に住んでいる外国人ですとか
ビジネス客が
検査なしで、ある程度は猶予されてたところがあります。
実際に先日、公表されましたが
イギリスから帰ってきた方で
いわゆる水際対策では
陰性だったんですけれども
待機の期間に会食をして
感染が広がった事例があります。
実際に私も同様な事例を
実は経験をしましたので
やはり、こういったところで
今日から新しく
見直される前に
すでにこういった事例が
散見されている可能性も
懸念されるのではないかと
考えていますね。
小松≫当然、先生からご紹介がありました事例というのは
水際対策をしています