2021/01/14(木) 08:00〜09:55 羽鳥慎一モーニングショー[字]


昨日の菅総理の会見ですけど
いかがでしたでしょうか?
北村≫もっともな大変、大事なことを
おっしゃってて
尾身先生もおっしゃっておられるように
とにかくステイホームに

近いような発言をされたのが
非常に印象的です。
羽鳥≫やはり外出はなるべく控えるということが
改めて言われました。
本庶先生、菅総理の会見をどうお感じになりましたか?
本庶≫相変わらず
飲食業をターゲットにして
そこが大きな感染源であるという
認識ですよね。
あとは一般的に国民の自粛と。
ですから基本的に政府側の積極的な対策というか
方針というのか
それは全然見えていないと。
これは非常に残念だと
思っています。
羽鳥≫大隅先生は
いかがでしょう?
大隅≫私も
こういう提言をする時の
根拠みたいなものを
もう少し示されるということと
この非常事態宣言をした間に
どこまで目標を
設定しています


っていうようなことが
明確に提示されるということが
とっても、次のステップを踏む時
大事なんじゃないかなというのが
私の意見です。
羽鳥≫積極的ではない
明確ではないという
お二人の印象ですが、本庶先生
ここまでの政府のメッセージ
そして発信の仕方については
どうお感じになっていますか?
本庶≫ですから
メッセージとしては
皆さんに協力をしてもらうと。
これまで日本の国民は非常に忠実に
それに従って、暴動もなく
ほかの国と比べて協力してきてると思います。
ただ、政府側の施策
どうするのか。
医療体制の問題
検査の問題
あとで申し上げますけども
そういうことに対する
施策の方向性が
非常にあいまいであるというのが私の感じです。
羽鳥≫ということで今日は
5つの提言を頂いておりますので
後ほどご紹介したいと
思います。
大隅先生、ここまでの

政府の発信の仕方について
どうお感じになっていますか?
大隅≫繰り返しになりますけどやっぱり我々、全てを
予測できるわけではないので
そういう時に
ある仮定のもとにある施策を
決定したら
それを検証するという
研究者が日頃やっているような
そういう科学的なサイクルを
回すという作業が
すごく大事なんじゃないかと
思っています。
羽鳥≫それがまだできていない
ということなんじゃないかと
思いますが
そして、ビジネス往来を一時停止するということを
発表しました。
中国や韓国など11の国と地域からの
ビジネス関係者らの往来
これは継続すると発表していたんですけど
方針転換しまして
これも来月の7日まで
全ての世界からの入国は
原則認めないとしました。
これがオリンピックを意識して
判断が遅れたんじゃないですかという質問がありました。
それに対する答え。
東京オリンピック・パラリンピックを意識して
判断が遅れたということは

ありません。
深刻な感染状況や
イギリス、ブラジルからの帰国者から
変異株が確認されたことなど
国民の不安が高まっている現状を
重く受け止めました
ということです。
北村先生、ビジネス往来
停止したほうがいいんじゃないか
という声がありましたが