2021/01/14(木) 13:55〜15:50 ミヤネ屋【緊急事態宣言に7府県追加▽宮根×台湾オードリー・タン大臣】[字]


入境者に対し、2週間の隔離に加え、
5日間の健康管理期間を設けてい
る。
こんなことがあった。
年末年始に行われた人気バンドの
大型コンサートに、
自主健康管理期間中の入境者7人が参加。
当局は携帯電話の信号を利用して、
対象者を監視するシステムを利用。
違反者全員を見つけ出し、
日本円でおよそ11万円から26万円の罰金を科したのだ。
>>台湾の場合は、
非常に厳しい水際対策と隔離政策を徹底してやっているんですけれ
ども、
強化するのと同時に毎日保証金32ドル、
日本円で3000円余りを、
隔離した日数分払っています。
そして雇用主も、
隔離を命じられた人を解雇することは禁止されているんです。
そういったバランスを取ることで、
人々の理解を得ていて、
市中感染を防いでいるんです。
>>隙のない感染対策でコロナに勝利したといっても過言ではない
>>隙のない感染対策でコロナに
勝利したといっても過言ではない
台湾。
しかし実は、
その対策システムの中で日本のあ
るものを参考にしているという。
>>日本と台湾の関係もあるんで


すけれども、
日本のいわゆる保健所の制度から
学んだところが大きいって聞いた
こともあるんですけれども、それ
はどうなんでしょうか?
>>はい、そうです。
日本との関係から、
いろんなことを教えてもらいまし
た。
震災とか自然災害の対応ですね。
台湾も台風とか地震に見舞われますから。
今回は緊急地震速報などのシステ

ムを使いました。
例えば隔離のルールを破った人が
いれば、
携帯電話に通信会社からメッセー
ジが来ると。
これは地震や台風の警報システム
から教えてもらったやり方なんで
す。
>>日本もやっぱり必ず収束するときがきますよね?
>>多くの人がワクチン接種がで
きるまでは、マスクなど、基本的
な対策をするべきです。
今までの基本の対策を守って、
そして心を強く持ちましょう。
>>分かりました。大変お忙しいところ、お時間を取
っていただきました。ありがとう
ございました。
>>ありがとうございました。

>>舘野さん、
まずオードリー・タンさんのお話
聞いていかがですか。
>>これだなというふうに思いま
すね。
こういう段階、
説明をしていってくだされば、
罰則であるとかある種の強制力と
いうのは、
みんな腑に落ちるし、
納得すると思うんですよね。
とにかく同じ方向を向いて一緒に
闘うという姿勢、それからふだん
もこの方、
透明性というのをすごくうたってらして、
市民のオフィスの訪問を認めたり
とか、
会議を録音・録画して、あとから
公開したりとか、
やっぱりちょっと新世代の、
これまでにはない形だなというふうに思いました。
>>伊藤さんもいろいろ勉強にな
ったと。
>>本当に学ばなきゃいけない点
がいろいろあるなと思ったんです
けれども、
やはり政治家の謙虚さとか真摯さというのも本当に大事だなという
ふうに思いましたね。
やっぱり何が起きるか分からない
パンデミックなんですから、本当

に何が不安に思っているのかって、
国民の声にやっぱり真摯に耳を傾
けて、そして間違っていると思っ
たらば、ちゃんと認める。
そこで信頼関係がやっぱりできて
きて、政策に対して、じゃあ、や
ってみようという気
になる。
やっぱりパンデミックって、
私たち一人一人をいかにやる気に