かもご用意ございます。＞＞作っていたのは、とろとろに
煮込んだビーフシチュー。
ここにチョコレートの原料となるカカオが使われているんです。
こちらはカカオの白い果肉から搾
り取った果汁。
この果汁を入れることによって、
フルーティーな香りが加わり、
肉も柔らかくなるといいます。
さらに、ポイントはトッピングに
も。
この粒々の正体は。＞＞カカオ豆をローストしまして、
細かく砕いたものでございます。
＞＞ビーフシチューにローストしたカカオ豆を合わせることで、
ほろ苦さや香ばしさが生まれ、
高級感のある大人の味に仕上がる
といいます。
ローストしたカカオ豆は、サラダのトッピングにも。
かりかりとした食感がアクセント
になっています。
続いては神奈川県藤沢市、去年
１０月にオープンしたのは、
イギリスに本店があるチョコレー
ト専門店です。
＞＞たくさんのチョコレートが、
ずらっと並んでいますね。
＞＞日本にはすでに１５店舗以上
出店していて、
イギリスで作った１００種類以上
のチョコレートを買うことができ
ます。


中でも人気なのが、
キャラメルと岩塩を合わせた板チ
ョコ。
これらのチョコレートを使ってこ
の店が初めて作ったフードメニュ
ーの一つが、なんとサンドイッチ

です。
＞＞えっ、
こちらのどこにチョコレートが使われているんでしょうか。
＞＞その答えをちゅう房で見つけ
ました。パンに塗っていたこの白いソース、
なんと、
西洋わさびにホワイトチョコレートを混ぜているんです。
その上にローストビーフとチーズ、
そしてこのあめ色に炒めたタマネギにもポイントが。
実は炒める際に、
キャラメルと岩塩のチョコレートを混ぜているんです。
＞＞タマネギ炒めただけでも甘み
は出てくるんですけれども、もう少し甘みを足したりとか、
深みを足していくという作業です
ね。
＞＞それらの具材を挟んだらオー
ブンで焼き上げ、
仕上げにしゃきしゃきの野菜を挟
めば完成です。
出来たてを一口。
＞＞ん？
甘みを感じます。
これは新鮮です。
チョコレートの甘さと、

ローストビーフの香ばしさが相性抜群です。
＞＞続いては神奈川県鎌倉へ。
以前は銀行だった建物を改装したチョコレートの専門店です。
店ではチョコレートだけではなく、
チョコを練り込んだクロワッサン
や、
マーブルパンも人気だといいます。店内には元銀行ならではのものも。
それがこちらの金庫。
中は個室のレストランになってい
るんです。
＞＞金庫の中でごはんを食べられるということなんですね。
＞＞出しているのは、
メニューのすべてにチョコレートやカカオを使ったコース料理。
このマッシュルームのスープには、
チョコレートを削って仕上げてい
ます。
メインはフォアグラと鴨のパイ包み。
チョコレートとバルサミコを合わ
せた甘酸っぱいソースで頂きます。
そして特にこだわったのが、
ナスを揚げた料理。
分厚くカットしたナスを揚げるた
めに使うのがこちらの白い食材。
実はこれ、カカオ豆に含まれる油
脂で、カカオバターと呼ばれてい
ます。
ほのかな甘い香りが特徴です。
＞＞ナスの香りや味わいに、
カカオの香りを追加するような形になります。
＞＞このカカオバターでじっくり

とナスを揚げたら、スパイスが入ったひよこ豆のソースを。
最後にローストしたカカオ豆をか
ければ完成です。
頂いてみると。
＞＞ん？
ナスの上に載っているカカオのざ
くざくとした食感がすごく特徴的
です。
ナス本来の甘さをカカオがより引き立てている。
そのような味わいですね。