2021/01/15(金) 08:15〜09:55 あさイチ「プレミアムトーク 吉田鋼太郎」[字]
僕は大学5年間
いたんですけれども
毎日、昼休みに集まって
発声練習するんですよ、30分。
5年間毎日というのはね
なかなかでしょう。
それは恐らくそういう
経験をした人は、あまり
いらっしゃらないと思うので
まずその発声練習を
5年間というのはきっと何か
僕の土台になっていると
思いますけど。
近江≫華大さんは落研
土台になっていたりしますか?
大吉≫そうですね…なってる?
華丸≫でも土手で練習はしてましたね。
大吉≫同じようなことは
やってました。
華丸≫みんなに目立つところで
何やっているの?という目線におびえながら。
大吉≫僕らは、落語なので
正座をしてやっていた。道端に。華丸≫それがベンチとか。
吉田≫上には上が?
大吉≫見下されるというのはこういうことなんだと
その段階で分かりましたね。
でも、やっぱりこれだけ
本格的な活動をされている
皆さんだから卒業なさって
俳優のお仕事を皆さんで。
吉田≫上智大学の秀才な方々ですから、英文科の方々が
この研究会多かったんですね。
上智大学の英文科はなかなか優秀な方で、みんな
裏切り者で、誰1人役者に
なる人はいませんでした。
近江≫そうなんですか?
吉田≫1人の方は上智大学の
副学長になっていますからね。
わあわあやっていた人が副学長ですよ。
あなたちゃんと試験を受けて
副学長になっている。
大吉≫人生いろいろですね。
近江≫今回、卒業生の方が
ネットワークで
吉田さんのためにということで
写真を探してくださって
いろいろきょうご紹介することができました
ありがとうございました。
吉田さんの今のお話に
戻りたいと思うんですけれども
改めまして大河ドラマ「麒麟がくる」で
松永久秀を演じられています。
明智光秀役の長谷川博己さんとは
これまでも舞台でずっと長く
一緒に共演されていて
長谷川さんにも
お話を伺っています。
吉田≫今度は何だ?
長谷川≫鋼太郎さんとのシーンはどのシーンもそういうふうな
感じになるんですけど…
松永≫わしに。
2人だからこそ生まれたライブ感。
その1つがこの階段での密談シーン。
松永≫本気か?
光秀≫そのつもりで参りました。
光秀の提案に驚いて
思わず腰を下ろす松永。
松永≫ちょっと座れ。座れ。座れ。
光秀≫座っております。
松永≫さようか。
長谷川≫ああいうところで鋼太郎さんが…
そういうのを
やってくれたりするんですよね。
10年以上前から
何度も共演してきた2人。
長谷川さんにとって吉田さんとは
いったいどんな存在なのでしょうか。
それはちょっと失礼だし
って考えると、なんか…
そういうところは
すごくありますね。
吉田≫そうなんだ。
夫婦って…。
大吉≫驚きだったのが長谷川さん
が叱ったりもするんですか。吉田≫ほぼ、それは日常というか
私生活のことだと思うんです
けれどね。
<笑い声>
大吉≫よかった、よかった。お芝居で、もめていたり
するのかと思った。
吉田≫そういうことがあったら
長谷川とは縁を切ります。
大吉≫なかなかないですよね。
後輩が先輩を叱るということはね。
シャツが出ているよとかそういうことですか。
<笑い声>
吉田≫そういうことです。華丸≫身だしなみのこと?
飲みすぎて
体調管理とかそういうこととか。
近江≫座れ座れ、座っております