2021/01/15(金) 22:00〜22:50 ドキュランドへようこそ 選「私のような少女たちへ」[二][字]

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全て忘れてしまおうと
思うこともあります。
でも かえって つらくなってしまって…。
多分 一生 忘れることはないでしょう。
本当は お腹の子は中絶したかったんです。
でも 判事に証拠になるから おろすなと言われて…。
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父親からされたことを人に話しても
誰も信じてくれませんでした。
父は 私をレイプしたあと
モスクへ出かけ→
平気な顔で
神に祈りをささげていたんです。
最前列に座って 神の名を唱えていました。
信心深い人がそんなことをするはずがないと→
みんな 思ったんでしょう。
父に邪悪な顔があることを信じてくれませんでした。
私は イスラム教の聖職者にも
相談しました。
でも こう言われました。
「今の政府は腐敗しているから訴えても無駄だ。→
タリバンが政権に戻ったら
石打ちの刑にしてもらおう」と。
何人もの聖職者に相談して→
15人目で やっと力になってくれる人に出会いました。
その人は メディアに話すことを


勧めてくれました。
テレビで訴えるしかないと。
私がしたことを 勇気ある行動だと言ってくれる人もいれば→
身内の恥さらしだと非難する人もいます。
でも 私は正しいことをしたと思っています。
娘が成長して 大人になった時→
絶対に 同じ苦しみを味わわせたくありませんから。
ザイナブは
私の娘ですが 妹でもあります。
ザイナブは 私を「お姉ちゃん」と呼び
母を「ママ」と呼びます。
母に育てられたからです。
彼女は 父の娘であり同時に孫でもあるんです。
なんて複雑な家族だろうと
時々 嫌になります。
父がイランから戻ってから
母は 2度 流産しました。
父の暴力がもとで
子どもができない体になりました。
父が逮捕されて3か月たっても
裁判の手続きは 一向に進みません。
裁判が いつ始まって
どういうふうに進むのか すごく不安です。
よく 刑事ドラマでは 現場にあった
スプーンや衣服から取ったDNAを→
容疑者のものと比較して
犯人を特定するでしょう?
それと同じように 警察は
本当に父の子なのか調べるために→
ザイナブの血液検査をしたんです。


その時はこれで大丈夫だと言っていました。
それなのに 後から→
これだけでは不十分だと言いだしたんです。
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弁護士に会いに行ったり
警察や裁判所に行く交通費で→
お金は全部消えてしまいます。
どうして もっと早く→
裁判に訴えなかったんだと
言われますが…→
私の告発で 父が逮捕されたのは
これで3度目です。
最初の2回は
釈放されてしまったけれど→
今回は テレビで世間に知られたので→
当局もしかたなく 勾留しているんでしょう。
警察や検察は 最低です。
確証がないと言って 相手にしてくれない。
あの告訴状には
30人以上の拇印が押されているんですよ。
全員 犯罪行為が行われていたと
証言しているんです。
聖職者も証人になってくれました。
もし タリバン政権だったらとっくに絞首刑になっているはずです。
父は 私が3歳か4歳の頃に
イランへ行きました。
私は 父の帰りを心待ちにしていました。

叔父が いとこを抱き締めるのを見て→
自分も 父に抱き締められたいと
思っていました。
でも 父が帰ってくると
悪夢が始まりました。
父は 私の体を なでまわしました。
どうして こんなことをするの?と聞くと こう言いました。
「お前が かわいいからだ。
父親なら誰でもすることなんだよ」。
成長するにつれて 父のやっていることは