業を取りやめて、土曜日、
日曜日に絞ってお店を開けること
に決めました。
きのうもこの場所で、
私、取材をしていたんですが、本当にですね、夜8時以降、
通天閣の明かりが消えて店のシャ
ッターが下りますと、
本当に街全体が一気に暗くなりま
した。
かつての新世界を思い返してみま
すと、本当にね、
別世界のような光景が広がってい
ました。
本当にこの新世界には多くのお店
があります。
ただこの、
通天閣の正面にありますこの通りだけを見てみますと、数えてみた
ところ、飲食店が23店舗ありま
す。
そのうちおよそ半分の10店舗に
このような黄色い貼り紙がありま
して、これはこの緊急事態宣言の
期間中、時短ではなく、
休業をしますというお知らせの貼
り紙です。
ですからもう、
半分近くがお店が開く時間帯になってもシャッターが下りていると
いうことになります。
ほかのお店の方々に聞きましても、
もしこの緊急事態宣言が延長され
ることになれば、
もう店がもたないと、存続が危ぶ
まれると、
そういった話をされていました。
>>なるほど。
新世界というとね、
一昔前は労働者の街というイメージだったんですけど、今はもう、
観光地になっていますから、こう
いう局面だと打撃は大きいんだろ
うなと思います。
田崎さん。>>これ、
非常に深刻な影響を与えてるんで、
これ経済に与える影響が本当に心配になりますよね。
だから持続化給付金とか、
あるいは去年、
1回10万円配りましたけれども、
10万円といわないまでもちょっと何か政府のほうも、経済対策や
ったほうがいいように思います。
>>別所さんはいかがですか?
>>2021年がこうやってスタ
ートして、
ことしこそは頑張ろうと皆さん思
っていたところの出ばなをくじか
れたような状況だとは思うんです
けれど、
果たしてこの、もちろん、まずは
夜からということもあるでしょう
けれども、夜だけで、
果たして済むのかどうか、また、
こういった商売をされている方々
をまさに田崎さん、
おっしゃったように、どう補償し
ていくのか、
どうメンタルの部分も含めてだと
思うんですけど、
不安を解消するためのコミュニケ
ーションと安心材料を提供できる
かが重要だなと思います。
>>そうですね。
この問題をきょうは深めてまいり
たいと思います。
こちらです。
>>きょうをさかのぼること1年。
新型コロナウイルス感染者第1号
が発表された。
>>国内で確認されたのは今回が
初めてでございます。
>>1年間で国内の累計感染者は
およそ32万人。
死者は4000人を超えた。
今も増え続ける感染者に医療現場は崩壊の危機が。
>>命の選別に、
そこでなってしまう可能性はあるので。
>>飲食店は苦境にあえぐ。
>>お客さんって何人?>>ゼロです。
>>売り上げは?
>>は、
ゼロです。
>>1年前、
われわれはあのときに想像力をも
っと持って、
対応すべく、
いろんな計画を作っていなかった、これは反省であります。
>>緊急事態宣言の対象に、
栃木県、
岐阜県、
愛知県、京都府、
大阪府、
兵庫県および福岡県の7つの府県を追加することを決定をいたしま
した。