ールの特徴などは、この1年間っ
て、変化あるんですか。
>>やはり若い方でも、
重症化する人はいます。
4月、
5月はすごく病気に対する恐れが
あって、皆さん、そういう気持ち
で臨んでいましたが、第2波のと
きに、
無症状の若い方がいるということ
で、
むしろ少し安心感が出てきました
が、
今回の冬は、またそうでもない感
じがあります。
高齢者の方、
多いですけれど、実際にやはり、
呼吸器を使わざるをえない方、自
宅で急変する方など増えておりま
すから、やはり、
本当に症状に幅があって、難しさ感じてます。
>>なるほど。
今、治療はどういう手順で、ある
意味、決まったプロセスみたいな
ものがあるんですか?
>>ある程度あります。
やはり基本は、酸素吸入が必要であれば、酸素吸入ですし、
そういう状態に入れば、
デキサメタゾンというステロイドのお薬を使ったり、抗ウイルス薬
を使って、それでも難しければ、
人工呼吸器、あるいは薬物治療と
しては、
抗血栓薬を加えたり、
レムデシビルというある程度は決
まっておりますけれども、
どこで呼吸器に移行、
あるいは抗血清薬、
少しだけは経験であったりとか、
やり方にそれぞれがあります。
>>なるほど。
去年ね、
羽田雄一郎さん、国会議員の方が
発症してから3日目に検査を受け
ようと思って、
その途中で亡くなられたというケースがあります。
どうなんでしょうか。これいち早
く入院されてたら、助けられた可
能性というのは、先生、どうご覧
になってます?
>>可能性はあると思います。
この疾患、例えば、来てみると肺
炎があったり、もう酸素が少ない
んですけれども、患者さん自身が、
あまり気が付いてられないケース
があります。
もう一つは、やはり血栓症のよう
な形で急変するケースもあります。
ですから、
あらかじめ病院での管理や何かしら薬物治療が入ってれば、あくま
で、ればの話です。
>>なるほど。
さあ、別所さん、東京、
緊急事態宣言出されて別所さんなどのお仕事は大変影響が大きかろ
うと思うんですが。
>>そうですね、僕も実は2月に
舞台を控えいますけれども、今ま
でできることは常にやってきまし
た。
うがい、手洗い、消毒、もう靴の
裏まで消毒をして、
現場に入るというような撮影現場や、舞台、
演劇関係者というのは大変多いわ
けですけれども、
この緊急事態宣言を受けて、じゃ
あ、
さらに一体何をしたらいいのか。
本来それが届くべきアラートを出している年齢層は一体どこにある
のか。
その部分がもうちょっと見えてこ
ないといけないと思います。
僕は地域ごとにアラートを出すということは大変大事だと思うんで
すけど、僕のふるさと、静岡なん
ですけど、
静岡は中京の愛知とそれからこち
ら東京と、
間に挟まれていますから、緊急事
態宣言自体は出ていなくても、結
局、結果的にはその行動範囲とい
うのは狭められていますし、じゃ
あ、
その準じるといって出ている広島のような現地に住んでらっしゃる
方は、何をどうしたらいいのか、
今やってることをどれだけさらに、
変えていったらいいのか、
本当に迷いながらなのではないかなと思います。
>>そうですね、
田崎さん、今週になって、
11都府県に拡大された政府の意
図はどのへんにあるんでしょう?
>>これはやっぱり、