ごめん ごめん。
モデルとしては 失格だけど…。
僕 「ぴったんこカン・カン」で話しますから。
ギタリストとしても知られる 福山雅治。
実は今回 スタジオに自身の音楽人生を語るうえで欠かせない→
大切なギターを持ち込んでくれた。
ここからはギターへのあふれんばかりの愛を語る。
やっぱり 僕のギター遍歴っていうものを
見て頂きたいと思って→
一番ね この茶色いやつ
これ 僕が 高校1年生のころに→
皿洗いのバイトして
買ったギターなんですよ。
おお そうなんですか?
高校の時に買ったギター?
そう。 10万円したの 当時。
10万円は 大金じゃないですか。うん。
このギターと共に
僕は 東京に上京してきて→
で このギターと共に
ずっと過ごしてきたんですよね。
レコーディングもしたし
ステージでも弾いたし→
すごく こう思い入れのあるギター。
その隣にあるのが 黒のギブソンの→
レス・ポール・カスタムってやつなんです。
黒の これがね 憧れでね→
僕 中学のころから
ギター始めてるんだけど→
ロックバンドのね
シーナ&ザ・ロケッツって→
鮎川 誠さんって ご存じ?
はいはい はいはい。
僕にとって 最初のギターヒーローって
鮎川 誠さんで→
もう めちゃくちゃ かっこいい。
かっこいいわけ ほんとに。
黒いスーツに サングラスかけて→
黒のレス・ポールガ~ンって それに憧れて。
福山の憧れの存在 鮎川 誠は→
ロックバンド シーナ&ザ・ロケッツのカリスマ的ギタリストだ。
その鮎川 誠への憧れから
手に入れたギターで弾くのは→
高校時代に コピーしていた鮎川の曲。
ワン トゥ スリー フォー。
♪♪~
こういうフレーズなの。こういうのに憧れてた。 この低音で こう。
あんまり難しいことできないから
当時 ギター始めたばっかのころってね。
何か あんまり…。
♪♪~
こういうことっていうのは。
うわ~ かっこいい。
こういうことっていうのは やっぱり
ギター手に取った当時 できないわけです。
だから やっぱ最初は こういうこうね…。
♪♪~
こういう何かこう シンプルなフレーズを。
できそうな やっぱり大事なのは→
自分たちでも できそうだっていうのが
大事だから→
そういうのを教えてくれたのが
鮎川さんでしたね。
そして 家宝とも言える
大切なギターを見せてもらうことに。
福山のギター愛が爆発する。
これはね 1959年のレス・ポール。
レス・ポール スタンダードっていうの
これね ちゃんと トラ目が→
わ~ ほらほら 見てごらん 洋ちゃん。
ほら タイガーフレーム うわ~ ほら。
ごめんなさい どこに…?
どう ほらほら トラ目 ほら。
どこに どう感動すればいいんですか?
ほらほらほら ほらほらほら。この この この目ね。 あ~ はいはいはい。
トラ目 これ タイガーフレームって
いうんですよ。
ほんとだ ほんとだ トラだ。
お~ すごいね。 こんな こんなのないよ。
これ。 これでね それこそ あれですよ→
エリック・クラプトンであるとかジミー・ペイジであるとか→
デュアン・オールマンであるとか→
そうそうたるギタリストが弾いてきた ギターなんですよね。
ちょっと これ有名なフレーズだけど。
♪♪~
すっごいね。
すっごい いい音してる。
ああ そうですか。
うん。
ちょっと まあまあまあ そうだよね。
そうだよね。
ちょっと待って ちょっと待ってね。
(ギター)
すっごいね やっぱ。
そうですか。
このね ネックの中にね トラスロッドってのが
入ってんだけど 鉄のこう→
それを こう締めて
ネックって 反ったりすんのよ。
順反ったり 反対に反ったり。