渡辺≫こんにちは。
「スーパーＪチャンネル」です。
父と娘
そして、中学生の少年同士。
人間関係に謎が残る
週末起きた２つの事件から
今日はお伝えしていきます。
林≫まずは和菓子店の冷蔵庫で娘の遺体が見つかり
父親が自殺した事件です。
当日、店には
いくつかの異変が
起きていました。
≫おとなしく控えめだったという
いぶきさんは
なぜ、慣れ親しんだ
父親の店で亡くなったのか。
中條≫午前９時半過ぎです。
和菓子店のシャッターが開きました。
これから親族立ち会いのもと
現場検証が始まるものとみられます。
≫昨日未明、荒川区にある
和菓子店で
大学１年の木津いぶきさんが
遺体で発見された。
≫近くに住む人が撮影した
捜査員が店に入ったときの映像。
午前２時にもかかわらず
店のシャッターが開かれ
入り口には
捜査員たちの靴が並んでいた。
遺体が見つかったのは
高さ８５ｃｍの業務用冷蔵庫の中。
下を向いて丸まった姿だった。
柳下≫検視の結果いぶきさんの首には
手で締められたような痕が
残されていたことが分かり
死因は
窒息死だとみられています。
≫現場となった
和菓子店を経営していたのは
４３歳のいぶきさんの父親。
≫遺体が見つかった前日となるおととい
店を訪れた人は…。
≫父親は、いぶきさんの遺体が発見された、およそ４時間後
店から３０ｋｍほど離れた
さいたま市の河川敷で
首をつって死んでいるのが
発見された。
絞殺されたとみられる娘と
首をつった姿で発見された父親。
おとといから２人の動きを見ると
不可解な言動が
いくつも見られた。
柳下≫いぶきさんと父親は現場となった
和菓子店から歩いて１０分の
こちらのマンションに
家族４人で
暮らしていたということです。
≫おとといの土曜日
それぞれ午前中に家を出たという
父と娘。
午後４時半ごろいぶきさんの父親は母親に
ＳＮＳで、仕事を終えたことを
伝えたという。
しかし、その２時間後
父親から母親に
こんな電話がかかってくる。
≫その後、母親が父親の行方不明届を
警視庁尾久署に出しにきたころ
再び父親から
自宅に電話があり
いぶきさんの弟に
こう告げたという。
≫しかし、発見されたいぶきさんには切られた傷はなく
父親も手首を切った痕や
川に沈んだ形跡は
見られなかった。
また、いぶきさんはおととい出かけたはずのアルバイトに
姿を見せることは
なかったという。
渡辺≫この事件、時系列で
整理してみたいと思います。
いぶきさんの
遺体が見つかったのは
昨日の日曜日。
日付が変わった真夜中ですね。
父親が普段
１人で切り盛りする和菓子店の
冷蔵庫でした。
自宅は、この店から
８００ｍほど
離れた場所にあります。
６日土曜日、いぶきさんは
午前８時半前にアルバイトに行くと言って
家を出たんですが
アルバイトは午後１時半からで
出勤もしていませんでした。
一方、父親は土曜日の午前７時に家を出たんですが
午後６時半ごろ、父親から母親に